昔のボルボが戻ってきた、という程の雰囲気では無いと感じました。
やはり新しいボルボの流れであるのは一目瞭然ですので、四角いというならばもう少し850あたりを意識して欲しいところです。
表題のキャッチコピーを使う「V60」を試乗してきました。
バランスは取れているし、フロントグリルの雰囲気など、XC60で見慣れたはずなのに垢抜けて見えるのはいい。
妙に筋肉質であったXC系がお好みではない方にとって、このV60のフルモデルは嬉しいものでしょう。
シンプルかつ洒落た内装も、昔の様にネックと感じる部分はない。
タッチ式の縦型ディスプレイも反応はすばらしく、タブレットを使う様に操作できる。
自然なドライビングポジションも取れて、クオリティの高いインナーミラーを調整し、そろそろと試乗に出たのです。
第一に感じたのは、硬さである。
初期ロットで角が取れていないと言えば聞こえは良いが、どうなのだろう。
234/45-18といったファットなタイアを履くが、BMWであったならMスポに乗っている様なコツコツ感を伴う。
先日の523iはラグジュアリーであったが、その乗り心地の良さを知った後では閉口したくなるほどにしなやかでない。
踏んでみれば、250馬力を越える心臓を持ち合わせるので、不足などはない。
たっぷりと味わえたわけではありませんので、その力の付き具合などは分からないが、十分なのでしょう。
私が気になったのは、その乗り心地である。
ボルボの進めるラインナップは、装備とエンジンの違いを主として、足回りなどはどれも似たようなものであるという。
それにしては、少しスポーティに振りすぎではないかと感じたのです。
更に、トルクをふんだんにかける状態でのステアリングインフォは気持ちの良いものではなく、更にはXC60に感じた様な安心感はない。
それはFFという性格上のものと考えられる。
そしてこの2Lターボを褒める評論家は多いようですが、パワーはあるらしいがフィールは普通の4発である。
来年にラインナップされるハイブリッドシリーズはAWDになるらしいので、そこに期待したいものです。
FFで250馬力と35キロのトルクを越えるのは、やはり少し乱暴に感じます。
先日乗った523iと較べると、洗練度合いは明らかである様に感じてしまった。
それもその筈、そもそも5シリのライバルはV90シリーズであるのだそうです。
まぁそれは別としても、メルセデスとBMWなどが頑なにFRを貫く理由を改めて実感したというのが本心です。
雑味の無いステアリングインフォ、力をかけた時の挙動、やはりFRの動きは自然で美しい。
なぜ最近のボルボはこんなにも力に振るのか、と思うのです。
FRの5シリが184馬力で十分な走りをするのに、なぜ70馬力ものせる必要があるのだろうか。
もう少し奥ゆかしいところがあってというのが北欧スタイルには似合うのではないでしょうか。
独逸とは違うモノづくりをし、目指しているベクトルが違うのは承知していますが、デザイナーを変えトールハンマーの成功に胡坐をかいてしまうと「スノッブ」な雰囲気を持ち合わせないかなんて勝手な心配をしたり、、
ショウルームの雰囲気も、もう少し北欧の暖かさが欲しいと切に願います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/b9/f3488e66a4fe6216f9a3edc1f7fc985b.jpg)
こちらは欧州で発売開始となったRAV4
このアングル、似ている車種が2台くらい言えそうな気がします。
やはり新しいボルボの流れであるのは一目瞭然ですので、四角いというならばもう少し850あたりを意識して欲しいところです。
表題のキャッチコピーを使う「V60」を試乗してきました。
バランスは取れているし、フロントグリルの雰囲気など、XC60で見慣れたはずなのに垢抜けて見えるのはいい。
妙に筋肉質であったXC系がお好みではない方にとって、このV60のフルモデルは嬉しいものでしょう。
シンプルかつ洒落た内装も、昔の様にネックと感じる部分はない。
タッチ式の縦型ディスプレイも反応はすばらしく、タブレットを使う様に操作できる。
自然なドライビングポジションも取れて、クオリティの高いインナーミラーを調整し、そろそろと試乗に出たのです。
第一に感じたのは、硬さである。
初期ロットで角が取れていないと言えば聞こえは良いが、どうなのだろう。
234/45-18といったファットなタイアを履くが、BMWであったならMスポに乗っている様なコツコツ感を伴う。
先日の523iはラグジュアリーであったが、その乗り心地の良さを知った後では閉口したくなるほどにしなやかでない。
踏んでみれば、250馬力を越える心臓を持ち合わせるので、不足などはない。
たっぷりと味わえたわけではありませんので、その力の付き具合などは分からないが、十分なのでしょう。
私が気になったのは、その乗り心地である。
ボルボの進めるラインナップは、装備とエンジンの違いを主として、足回りなどはどれも似たようなものであるという。
それにしては、少しスポーティに振りすぎではないかと感じたのです。
更に、トルクをふんだんにかける状態でのステアリングインフォは気持ちの良いものではなく、更にはXC60に感じた様な安心感はない。
それはFFという性格上のものと考えられる。
そしてこの2Lターボを褒める評論家は多いようですが、パワーはあるらしいがフィールは普通の4発である。
来年にラインナップされるハイブリッドシリーズはAWDになるらしいので、そこに期待したいものです。
FFで250馬力と35キロのトルクを越えるのは、やはり少し乱暴に感じます。
先日乗った523iと較べると、洗練度合いは明らかである様に感じてしまった。
それもその筈、そもそも5シリのライバルはV90シリーズであるのだそうです。
まぁそれは別としても、メルセデスとBMWなどが頑なにFRを貫く理由を改めて実感したというのが本心です。
雑味の無いステアリングインフォ、力をかけた時の挙動、やはりFRの動きは自然で美しい。
なぜ最近のボルボはこんなにも力に振るのか、と思うのです。
FRの5シリが184馬力で十分な走りをするのに、なぜ70馬力ものせる必要があるのだろうか。
もう少し奥ゆかしいところがあってというのが北欧スタイルには似合うのではないでしょうか。
独逸とは違うモノづくりをし、目指しているベクトルが違うのは承知していますが、デザイナーを変えトールハンマーの成功に胡坐をかいてしまうと「スノッブ」な雰囲気を持ち合わせないかなんて勝手な心配をしたり、、
ショウルームの雰囲気も、もう少し北欧の暖かさが欲しいと切に願います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/b9/f3488e66a4fe6216f9a3edc1f7fc985b.jpg)
こちらは欧州で発売開始となったRAV4
このアングル、似ている車種が2台くらい言えそうな気がします。