川奈ホテル

伊豆は、割と特異な方面で、特に東海岸はそれなりに知っています。
しかし、普段ゴルフなど考えない私は、川奈など知る由もない。
伊東を過ぎ、海方面に折れ、幾らか走ると川奈ホテルがありました。

そこは、煌びやかものなど必要が無いといったたたずまいを見せるホテルがひっそりとある。
車寄せに付けても、大げさなサービスはなく、そこが老舗らしくいい。
フロントも小さく、これだけの客室のあるホテルとは思えないほどこじんまりしている。
チェックインを済ませ部屋に入れば、そこには最低限のツインルームがあった。
部屋は、今の時代に良いものとは感じないがそこはいい。
あまりの天気の良さと、美しい景観のプールに抗えず、一人プールへ、、
なんとこのプールには、飛び込み板があり、その部分の水深は3Mほどある。
となると、飛び込み好きな私は我慢できるわけもなく、飛び込みに向かった。
私の得意とするのは背面宙返りなのですが、背面飛び込みはお断りしていると、、
私経験者なのですがと交渉し、1度だけチャンスをもらった。
しかし10年ぶりの背面飛び込みは、少し後方への飛び出しが少なく踵が台の端をこすった。
これを見逃さなかった監視員は、次のチャンスをくれなかったのです。
次に飛べば必ず修正出来て、３、４本も飛べば完ぺきにこなす自信はあったのですケド。

こればかりは、しょうがありません。
素直に従い、前飛び込みを10本くらいしたでしょうか。
それまで誰も飛び込み台を使っていなかったのですが、私に触発されて2組ほど。
一組は、中年男性と外国人らしき女性（中年）
おじさんは、板飛び込みをしたことがないのでしょう、ためて飛ぶことが出来ません。プールのへりから飛び込みのと変わらないもの。
女性は怖いらしく、脚から下りただけのもの。
そしてもう一組は、外国人女性でしたが、さきほどの中年男性に較べれば遥かにマシな飛び込みでした。（ちょっと痛そうでしたけど）
自分の脚がどれくらいのしぶきを上げてしまったかは、自身の足の感覚でわかるのがおもしろい。
ゴルフの話は次回につづく