フルモデルチェンジ

エクストレイルにフルモデルが入りました。
正直なところ、もう少し進んだデザインでくると思っていました。
初代からすると、随分と丸くなった２代目は、良くも悪くも大きく変わりました。
今回、売れているRAV4の対抗馬ですから、それはもう気張ってくると勝手に思っていたのです。
一見、次世代を見据えた様なヘッドランプまわりに見えます。
しかし、ライトからフェンダーにかけて丸みのあるデザインは、２代目にそっくりです。
このあたりの作り方、BMW X3のモデルチェンジに似ているような気がします。

あくまで私見ではありますが、私はX3やX5のデザインに飽きてしまいました。（X3を２台使いましたので言わせていただきます）
伝統のないXシリーズは、もっと挑戦的である必要があると思うのです。
確かにセダンの売れなくなった今、ポストセダンとして保守的な戦略を強いられるのかもしれません。
それにしても、物足りません。
E83はあの時代、面白いデザインでした。
F25から保守路線が始まったのでしょう。
前期型では、不評なんてものじゃないライトを作りました。
あまりの不評に手直しを強いられた後期型は、随分と良くなったように見えましたが、無理のあるデザインと今は感じます。
そしてG01は、なんと１シリーズの後期顔でキタではありませんか。
そりゃ１シリは後期型になって、随分と評判を上げましたけれど、、、
F25、G01と全く挑戦のないデザインが続くX3ですが、並み居るライバルたちに置いていかれない様、次は気合を入れて欲しいものです。

じゃメルセデスはどうなんだ、と聞かれましたら、幾分挑戦が見えるのかもしれません。
GLAは大きく変わりましたし、GLBはブランニューモデルですが、これは上手かったと思います。
GLCは退屈なデザインに思いますが、GLKの後継モデルと考えれば大きな変化はありました。
GLEクラスになると、クーペ型を作ってお茶を濁す雰囲気はBMWと同じでしょう。

では、レクサスとかアウディみたいに、とにかく尖らせれば挑戦なのかと自問します。
それは違いますが、この２社はライトというディテールに凝る事を重要と見ているようです。
その昔、ソアラが初代から大きく変えないデザインの中に見た細かなディテールの作り込みに似ていると思うのです。
ISやRCのヘッドライトの作り込みは、とにかく挑戦にあふれていると感じるのです。

さて、何を書いても、私が次に乗る車はワゴンボディのCセグと決められた感あります。
W205かF31なのだろうと思うのですが、またBMWでは面白みがありませんから、きっとW205なのだろう。
ガソリンの２Lモデルは、M135iの次に乗るには怖いですから2.2Lディーゼルが有力でしょう。
本当は2Lになった新型ディーゼルが欲しいですが、きっと高いので2.2L。

あまり保守的に乗りたくないので、こんな赤が欲しい気がしています。
走りに満足せずとも、色で遊ぶ。車好きを豪語するならば、これくらいしなければならないと思ったり。