えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

carving turn

2022-01-20 | お気に入り
欲しい性能を持った板を次から次へと探し求め、鍛錬を怠らず、イメージトレーニングも欠かさず。
何年かけたのだろうか、そして何本目の板になったのだろう。

毎年毎年、ポスターに出てくるような究極のカーヴィングターンが出来るようになりたいと願っています。
つまり、私の欲するターンは、手を雪面に着けるほどのものでした。
最初の頃は、いったいどれくらいのスピードを出せばできるのかと真剣に考えたものです。
そんなターンを、今年少しばかりモノにしたと感じたのは、大きな収穫でした。
もちろんポスターに出るような綺麗なものではないでしょうけれど、昨年までは恐々触れる程度でしたが、今年は着けるのでした。
過重位置の意識や、腰の落とし具合をビデオで何度も見てイメトレしたのです。
また北海道のパウダーに助けられたのもあるのかもしれません。
それにしても、手が雪面のすぐ上にある程の内傾角が取れるようになった事、初めてパラレルが出来た時くらいの感動があります。

思えば長い道のりでした。
就職後、6~7年のブランクがあった後には、すっかりとカービングスキーという字に埋め尽くされておりました。
買う気にはならず、学生時代の4G(ロシニョール)を使っておりました。
しかし、スキー場に行けば嫌でもカービングスキーを見ることになりました。
話に聞くと、ズラさない、切れる、曲がるというではありませんか。
何時でも上達したい私は、抗えずに1本買ってみたのです。
ディナスターのスキークロス用の物を買いましたが、思い切りカービング板ではなく、今までのスキーから乗り換えても違和感のないというプロショップの話に乗ったのでした。
その通りの良い板で、よく動くいい板でした。
とても取り回しが良かった事、いまでも覚えていますが、205㎝あった4Gから178㎝になったのですから、当然という部分もあるでしょう。
しかし、その後の板との相性を考えると、あのディナスターのスキークロスは良いもので、あの面影を探していた部分もあったと思います。

その後、フォルクルに鞍替えをしました。
レジャー費に余裕のなかった私は、特価品であったGS系の板に飛びつきました。何せ色とデザインが硬派で好みでした。
これも良い板ではありましたが、とても疲れる板であったと記憶しています。
重く、荷重をかけないと曲がらず、常に真剣に乗ることを要求されました。
1度、シーズン最初の到着した日の1本目、踏み切れずにネットに突っ込んだほどハードな板でした。
そこから更に、2本続けてフォルクルを履きました。
今の前に乗っていたのが、プラチナムCDです。
当然に評判通り良い板ではありますが、私の欲する自由自在のシュプールとは違いました。
ミドルターンから大回りを得意とする分、ヒラヒラ感は薄れます。
アイマグナムからすると、片足で900gほども重いのですから、それは性格の違う板なのでしょう。
昔からすると軽いアイマグナムですが、柔な板でないことは実績が証明しています。

1本目のフォルクルからカービングを意識し、突き放されること多々でした。
2本目のフォルクルは、確かプラチナムRでしたから、これをしっかりと使った方がプラチナムCDよりも分かりやすかったのかもしれません。
デザインやグレードと言った部分で買い直し、少し遠回りしたのかもしれません。
2年前、レンタルスキーをして巡り合ったのは奇跡の様なものです。
雪が少ないだろうと踏んで板を持っていかず、ショップの方からのアドバイスが良かった。
HEADを全く知らない私は敬遠しましたが、先週検定を受ける方が練習用に借りて絶賛していたと聞いたのです。
そこまで言うならばと借りて、目から鱗とは正にこの事。
「知らないゲレンデを、勝手知ったる庭のように滑ることのできる」という謳い文句に噓偽りなしでした。
もっともっと大きなゲレンデ(つまり海外)で滑りたいと思うのです。

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