アーサー・ビナード 『日本語ぽこりぽこり』 小学館
母国語以外の言語がペラペラな人は、それだけで尊敬の対象です。
アメリカ生まれの著者は英語の他にイタリア語を習得し、
さらに日本語も私以上に堪能のようです。
詩人ということもあってか
言葉の持つちょっとしたニュアンスに敏感なところがかいま見えて
おもしろくてためになるエッセイでした。
(調べてみたら講談社エッセイ賞(第21回)受賞だそうです。)
日本語に訳された外国の詩の意味不明さは
本の虫だった学生の頃ものすごく感じることがあったので
これを読んで「そういうことだったのか!」と納得がいきました。
それから「二千円札のお粗末さ」と「有人宇宙飛行の無駄さ加減」
の話題がショックだったなあ。
母国語以外の言語がペラペラな人は、それだけで尊敬の対象です。
アメリカ生まれの著者は英語の他にイタリア語を習得し、
さらに日本語も私以上に堪能のようです。
詩人ということもあってか
言葉の持つちょっとしたニュアンスに敏感なところがかいま見えて
おもしろくてためになるエッセイでした。
(調べてみたら講談社エッセイ賞(第21回)受賞だそうです。)
日本語に訳された外国の詩の意味不明さは
本の虫だった学生の頃ものすごく感じることがあったので
これを読んで「そういうことだったのか!」と納得がいきました。
それから「二千円札のお粗末さ」と「有人宇宙飛行の無駄さ加減」
の話題がショックだったなあ。