「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

子供の言い分

2010年11月15日 |   中1 
学校が終わった夕方の時間帯に塾生数名が「質問があります」とワークを持って現れました。

質問事項はわりと早めに解決したので
せっかくだからと空き教室を提供してワーク学習を見守っていたところ
親に対する愚痴が出るわ出るわ…。

とにかく「勉強しろ!」とうるさくて、「やってる!」と反論すると
他の誰かと比較して「ちゃんとやりなさい!」と諭されるらしい。

とりあえず兄姉と比べられ、いとこと比べられ、近くに住んでいる親戚と比べられ
近所の同級生と比べられ、挙げ句の果てに両親の子供の頃とも比べられるんだそうだ。
それは確かにかわいそうかも。

「人は人、私は私なのにさー
と口をそろえて言っていましたが、その言葉にちょっとドキッとしました。

個人個人を誰かとの比較で見ないようにしようと思っているけれど
無意識で生徒を傷つけているかもしれないなあ…。

他にも、学校での様子を細かく報告してくれたりして思いがけず有意義な時間になりました。
生徒にとっても有意義な時間になっているといいんですが。