中3国語の時間内で作文練習をしています。
推薦入試を受ける生徒のため、というのもありますが
年々まともな日本語を書けない生徒が増えているので
これぐらいは書けないと…というレベルの課題に取り組ませています。
今日の作文のお題は「高校生活で力を入れたいこと」。
社会問題を題材にした意見作文よりも書きやすいテーマだと思うのですが
意外に書けない生徒が多かったです。
一応、推薦入試を念頭においた課題だったので、最初に
「いくら本気で考えていたとしても、
『ケータイを買ってもらって友達とメール三昧』とか
『勉強そっちのけでバイトに明け暮れたい』とか
『バイクの免許を取って乗り回したい』というのはNGです。」と伝え
本当のことを正直に書く必要はない、と言ったのですが
想像力に欠けるのか発想が乏しいのか、ただただ「頑張る」という言葉の羅列で
何をどんなふうに頑張るのか見えてこない作文ばかりでした。
そんな中、堂々と「高校生になったらアルバイトをする」とはっきり書いてある作文が。
読み進めてみたら
「家は経済的に余裕がないのでせざるを得ない」「母に苦労ばかりかけられない」
となかなか泣かせる内容で、しかもしっかりまとまっている立派な作文でした。
実際この生徒のお家は母子家庭で「県立高校に絶対入ってよ!」と常々言われているらしい。
この不況は中学生の心にも影を落としているのだなあと、少し切ない気持ちになりました。
アルバイトをしながらでも、充実した高校生活を送ってほしいなあ。
推薦入試を受ける生徒のため、というのもありますが
年々まともな日本語を書けない生徒が増えているので
これぐらいは書けないと…というレベルの課題に取り組ませています。
今日の作文のお題は「高校生活で力を入れたいこと」。
社会問題を題材にした意見作文よりも書きやすいテーマだと思うのですが
意外に書けない生徒が多かったです。
一応、推薦入試を念頭においた課題だったので、最初に
「いくら本気で考えていたとしても、
『ケータイを買ってもらって友達とメール三昧』とか
『勉強そっちのけでバイトに明け暮れたい』とか
『バイクの免許を取って乗り回したい』というのはNGです。」と伝え
本当のことを正直に書く必要はない、と言ったのですが
想像力に欠けるのか発想が乏しいのか、ただただ「頑張る」という言葉の羅列で
何をどんなふうに頑張るのか見えてこない作文ばかりでした。
そんな中、堂々と「高校生になったらアルバイトをする」とはっきり書いてある作文が。
読み進めてみたら
「家は経済的に余裕がないのでせざるを得ない」「母に苦労ばかりかけられない」
となかなか泣かせる内容で、しかもしっかりまとまっている立派な作文でした。
実際この生徒のお家は母子家庭で「県立高校に絶対入ってよ!」と常々言われているらしい。
この不況は中学生の心にも影を落としているのだなあと、少し切ない気持ちになりました。
アルバイトをしながらでも、充実した高校生活を送ってほしいなあ。