「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

れる・られる

2012年04月16日 |   誤・迷答!
今年もまた「受動態」を学習する季節がやってきました。

教科書が新しくなったので中2で学習する文法事項になったのですが
今年の中3は今期が初めての「受動態」。
やっぱりヒドイ日本語訳を書く生徒が多かったです。

今日の小テストでの和訳問題
That baseball player is called Ichiro.
を生徒たちがどう訳したかというと…

→「あの野球選手はイチローに呼ばれました。」 呼び出し!?
 まさかバックネット裏とかじゃないよね?(今年はこの解答がいちばん多かったです)

→「あの野球選手はイチローを呼びました。」 強力な助っ人だ。
 受け身になってないけど。

→「あれはイチローを呼んでした野球大会です。」 意訳しすぎ?
 イチローが出る野球大会ってことは…

→「野球はイチローを呼ぶ。」 野球に呼ばれた男、イチロー。
 なんかかっこいいね。

正解は「あの野球選手はイチローと呼ばれています。」

イマドキの生徒は日本語でも受動態が使えないから、英語なんてもってのほか。
あんまり深入りせずにやるしかないのかなあ。
(ちなみに5年前はこんな感じ。)

ところで、今日の授業は土曜日に引き続きヒドイ声でした。
昨日はまったく出なかったから、出ただけよかったけど
生徒たちには聞きづらくて申し訳なかったな…。

でも、私がこんなだからか、生徒たちが一生懸命聞こうとしてくれたのが嬉しかったです。
「のど飴あげようか?」とか「病院に行ったほうがいいよ。」なんて
優しい言葉をかけてくれる生徒までいて感激しました。(←でもタメ口
こうなったら気合いで治すぞ。