「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

仮定法

2021年12月01日 | 今日のお仕事 
中3英語では「仮定法(過去)」の学習が始まりました。
これが中学校の教科書に入ったのは初めて。
私も教えるのは初めてです。

説明はさほど難しくないし、生徒たちもなんとなく理解はしたようですが
和訳の丸つけには手こずりました。

たとえば
If I had a time machine, I would go to the past.
「もしタイムマシーンがあれば、私は過去に行くのに。」(教科書本文より)

これを訳してもらったところ
A「もしタイムマシーンがあっら、私は過去に行くでしょう。」
B「もしタイムマシーンがあっら、私は過去に行ったのに。」
とする生徒がけっこういました。

日本語でも「明日、雨が降っら~。」と
現在(または未来)のことを「~したら」と表すので
Aはアリだと思うのですが
Bは高校で「仮定法(過去完了)」を学習するとき混乱するだろうな・・・
と思ってちょっと考えてしまいました。

そんなことを考え始めると
If he came here, we could play soccer together.
If he comes here, we can play soccer together.
の2文を、違いが分かるように日本語にするのも難しいかなと思うし。

今のところは日本語として不自然でなければマル、ということにしたけど
仮定法は、私自身、高校のときつまづいたところなので
もうちょっと勉強しなければ、と思いました。