「染まずただよふ」

・・・塾講師スミレの日記・・・

写真だけど…

2007年05月21日 |   中3 
理科担当の同僚が、肩を落として教務室に戻ってきました。

わけを尋ねてみたら、
女子で生物分野をほとんど覚えていない生徒がいたんだそうだ。

「暗記するだけのトコなのに、どうして覚えられないのかきいてみたら、
 教科書のカエルの写真が気持ち悪くて教科書を開けられないから
 なんだって。(T_T)」

たかだか写真でしょー。紙でも貼っとけ!(-`ω´-)

進行形?

2007年05月19日 |   中2 
中2英語では、be動詞の過去形と過去進行形を学習中です。

過去進行形は、was/were+~ing のかたちで
「~していました。」という意味を表します。

並べかえの問題で
「彼は今朝どこにいましたか。」=(答)Where was he this morning?
というのをやったんですが、
今日の困ったちゃんからの質問。
morning って何の進行形?」

オイ…。(-`ω´-;)


まず読んで。

2007年05月18日 | 今日のお仕事 
国語を指導していて、「手に負えないなあ」と思う生徒が
増えてきているように思います。

1つは、「問題文を読まない」 というパターン。

国語といえども、漢字・文法・感想以外の問題は
すべて本文を読めばわかるようにできています。

数十字でまとめなければならない記述問題ならまだわかりますが
「5字で抜き出せ」など、ほとんどサービス問題みたいなものでさえ
できない or やろうとしないという生徒がいます。

読むのが面倒くさいんだって。(-_-lll)

よく読まないで、適当に目についた言葉を書き写していたり、
その言葉さえ書き写し間違えていたりします。

「わかった!」という喜びを感じてほしいのになあ…。



もう1つは、「書いている日本語が意味不明」 というパターン。

本文中の言葉を使ったりして、一生懸命書いているのですが
語と語のつながりがおかしかったり
主語と述語がうまくかみあっていなかったり…。

たいていの場合、何を書こうとして失敗しているのかわかるのですが
それすら全くわからない、というケースもあります。

語の使い方や漢字の間違いはもちろん、
ヘタするとひらがなが間違っていることも。
もう添削しようがない。(_ _lll)

日本人なんだから、せめて日本語くらい自由に操れるようになってほしい…。

このパターンに必要なのは読書だと思います。
お手本となるような文章に触れないと、文章力はつかないと思うからです。

読書指導…できたらいいんだろうけど、ちょっと限界を感じています。

夕食持参

2007年05月17日 | 今日のお仕事 
市内大会に向けて、部活動が活発になってきました。

そうなると、塾の開始時刻にどうしても遅れてしまう生徒がいます。
授業は毎回2コマなので、大幅に遅れる場合は2コマ目から来てもらって
2コマ目終了後、残って1コマ目の分をやってもらうという措置をとっています。

でも、コレもなかなかタイヘン。
最後は睡魔との戦いだったりして。(´□ゞ)

居残り授業がイヤなので、夕食を食べずに来る生徒もいます。
基本的に教室内は飲食禁止なのですが
夕食を持参する生徒に対しては容認しています。

ただ、周りにいる生徒たちが「食べても食べてもまだ食べたい。( ̄~; ̄)
というような食欲旺盛な年頃の子供たちばかりなので
「ソレ一口ちょうだ~い!(^□^*) 」 攻撃にあっていて
ちょっとかわいそう。

家でゆっくり食べてきてもいいんだよ…。(-_-lll)

Yes, I do.

2007年05月16日 |   中1 
とにかく、中1の元気がいい。
1コマ終わるたびにヘトヘトです。(-д-;)


毎年のことなんですが、この時期、こちらから何か呼びかけると
「Yes, I do!」 の大合唱。
すべての返事がコレです。

たとえば、
「宿題やってきた~?」
「Yes, I do!」

「これから小テストやるよ~?」
「Yes, I do!」

「今、学校ではどの辺りやってるの~?」
「Yes, I do!」

といった具合です。(_ _|||)

宿題をやってなくても、小テストの準備ができてなくても
「Yes, I do!」 です。
Noのパターンは覚えてないのかい?(´・ω・`;)

習ったばかりの英語を使いたくて仕方がないんでしょう。
興味を持ってくれるのはいいけど、その熱がいつまで続くやら…。

女子高生

2007年05月15日 | 今日のお仕事 
最近、卒塾生の高校1年生から連絡がよくきます。
内容は、
「数学がわからない~。助けて~。(T_T)」

そろそろ高校では中間考査が始まる頃。
かなりせっぱ詰まっているようで、電話ではなく、直接塾に来ちゃう子も。
というわけで、今日は女子高生2名が教科書を持って来塾。

やはり中学校とは全然スピードが違うらしい。
彼女たちは中学生のときから数学が苦手だったから
なおさら苦労しているんだろうなあ…。
だからって押しかけてくるのはどうかと思うけど…。(-_-lll)
ボスも女子には甘いので相手をしていましたけど、どうなんだろう?

この辺の高校生向けの塾は
「大学受験のため」の塾ばかりで、「赤点を取らないため」の塾は無いもんな~。
(まあ、一般的にどこでもそうでしょうが。)

協力してあげたいけど、さすがにウチは中学生だけで手一杯。(´・ω・`;)

京都土産

2007年05月14日 | 今日の1品 
中学生から修学旅行のお土産をもらいました。
「京都銘菓 おたべ」
さっそく講師みんなでいただきました。(*^-^*)


修学旅行から帰ってきた生徒が
十手 を買ってくるのを忘れた。」(´A`。) と悔しがっていたので
「使う機会ないんだからいいでしょ。だいたい、いつ使うのよ?」ときいたら

いざっていうとき。」(゜。゜)

だから、それはいつだよ…。(-_-lll)

『優しい音楽』

2007年05月13日 | 今日の1作 
瀬尾まいこ 『優しい音楽』 双葉社
短編3作(「優しい音楽」「タイムラグ」「がらくた効果」)収録。

それぞれ、
 亡くなった兄とそっくりな男との恋愛/不倫相手の娘と過ごす休日/
 ホームレス老人と同居するカップル
という内容で、見るからに重そうで、ドロドロした話になりがちなテーマなんですが
思いのほかサラっとしている印象。こういう話にありがちな粘着感がぜんぜんない。
どれも(とりあえず)ハッピーエンドで前向きな感じだし
目立った悪役がいないからかもしれないですが
読後さわやかな気持ちになりました。


ところで、今日は【エコ・ブックスフェア】に行ってきました。
図書館の蔵書の中で、古くなったり利用が少なくなったものを
市民に譲渡するというイベントです。
もちろん早い者勝ち。(・`ω´・)
9時30分スタートだったのですが、朝起きてすぐに出かけました。
会場に到着したのは8時30分。それでも、整理番号は150番台でした。(´・ω・`;)

で、並んでいる間に読んだのが上記の一冊です。
さすがに本好きが集まるとあって、待ち時間に本を読んでいる人が多かったです。

1人当たり、図書20冊+雑誌20冊までもらえるのですが
みんなすごい勢いで持参したカバンに本を入れていました。
中には、1人で運ぶのは無理なんじゃない?ってくらいの量を
引きずって移動している人も。(@_@;)

私は雑誌を中心に10冊程度もらってきました。(^-^)
昼からは母とショッピング&食事(母の日ですから)だったので
これからじっくり読む予定。

いっそ。

2007年05月12日 |   中1 
中1国語の問題です。

次の太線の語句の使い方が正しいものを選び、記号で答えなさい。
ア 塩をかけるといっそおいしくなる。
イ いっそ一からやり直そう。
ウ 努力してもいっそうまくいかない。

もちろんが正解なんですが、生徒の意見はきれいに3つに分かれました。
特に、を選んだ生徒は自信満々。
というのは、この辺の方言で、「いっそ」=「全然、まったく」という言葉があるからです。
(この場合、アクセントが違うのですが、紙面じゃわからないし。)

そんなわけで、「を選んだ人、それは 方言 でーす。」と言ったところ
どよめきが。 エェェー!!w(゜ロ゜;w(゜ロ゜)w;゜ロ゜)w エェェー!!
意外と方言を共通語と信じている子は多い。
…また1つ賢くなったね。(*´ー`)

ところでを選んだ諸君、その場合、正しくは「いっそう」です。(´・ω・`)