一月三十日(水)晴れ。
朝七時、愚妻に電話で起こされる。早く寝たにもかかわらず寝覚めが悪い。そうか布団のせいかもしれない。旅館は、暖房が効いている分、掛布団が一枚だけで、毛布がない。敷布団も合わなかったらしく、腰が痛い。折角良い旅館に来ているのに、稀にこういうことがある。意外と繊細なのである。
そのまま温泉に直行。朝風呂は良い。贅沢気分が味わえる。のんびりと湯に浸かって、朝食会場へ。大行社の宴会は料理が良い。昨夜の夜の料理も中々だった。朝食も、自宅だったらこんなに多くのおかずなど並べようもない。美味しかった。部屋に戻り帰りの身支度を済ませて、ホテルの従業員に駅まで送って頂いた。
駅で、再び四宮正貴先生と合流。九時三十四分の「かいじ」の乗車券を購入。時間があるので、駅に隣接している売店でコーヒーを飲み、家族のお土産に「月のしずく」と「干しブドウ」を買った。名物の信玄餅は昨日、ホテルの売店で隠岐氏に買って頂いた。駅のホームで犬塚博英氏とも合流。それぞれ座席が違うので、八王子までのんびりと読書。午前中に、横浜に着いた。
自宅に戻ってから、事務所へ。鎌倉の稲葉八州士先生から素敵な「蘭」が届いていた。また、お世話になっている方から、陛下の玉音放送のCDと地ビールを頂いた。お二人のご厚意は浪人の身には、有難く心から感謝申し上げます。
夜は、温泉に行ったにも関わらず、疲れていたので、余り深酒をせずに早めに寝た。