二月二十三日(土)晴れ。
良い天気だ。雨戸を開けて透き通るような青空を見ると、それだけで心が華やぐ。ふと何か良いことがありそうな気がする。そんな日の朝食は、中華街は清風楼の焼売、栃木の「みんみん」の餃子、もやしの味噌汁。昼は抜いて、久しぶりに一時間のウォーキングに出た。夕方、松原商店街へ行き、マグロ、カツオ(やっと出回った)、ホタテの稚貝、などを買って帰宅。
今月二十日の満月は今年見える満月のうちで最も大きなものだったらしい。らしいと言ったのは、残念ながらその見事な満月を見ていなかったからである。その満月を近年では「スーパームーン」というそうだ。
小学生の頃に、母から望遠鏡を買って貰った。一本の筒が三段に伸びるもので、それで遠くを見ていると、なにやら海賊船の船長になったような気がした。その望遠鏡で物干しに上がって、良く月を見た。子供の使うものだから、大した倍率ではなかったが、それでも月が自分だけの物になったような気がして、嬉しかった。別に天文学者になろうとも宇宙飛行士になろうなどと言う不遜な考えは湧いてこなかったが、「景色を独り占め」出来るような気持ちは、今でも変わらない。しかし、家の周りは住宅が密集し、物干し台もないので、望遠鏡があっても活躍するところがない。一度、満天の星空の下で、望遠鏡で星をとらえてみたいと思っているが、いつになるやら。
せめて杯を挙げて名月を迎え、月と我が影とで三人となり、「三岳」でも飲むか。
良い天気だ。雨戸を開けて透き通るような青空を見ると、それだけで心が華やぐ。ふと何か良いことがありそうな気がする。そんな日の朝食は、中華街は清風楼の焼売、栃木の「みんみん」の餃子、もやしの味噌汁。昼は抜いて、久しぶりに一時間のウォーキングに出た。夕方、松原商店街へ行き、マグロ、カツオ(やっと出回った)、ホタテの稚貝、などを買って帰宅。
今月二十日の満月は今年見える満月のうちで最も大きなものだったらしい。らしいと言ったのは、残念ながらその見事な満月を見ていなかったからである。その満月を近年では「スーパームーン」というそうだ。
小学生の頃に、母から望遠鏡を買って貰った。一本の筒が三段に伸びるもので、それで遠くを見ていると、なにやら海賊船の船長になったような気がした。その望遠鏡で物干しに上がって、良く月を見た。子供の使うものだから、大した倍率ではなかったが、それでも月が自分だけの物になったような気がして、嬉しかった。別に天文学者になろうとも宇宙飛行士になろうなどと言う不遜な考えは湧いてこなかったが、「景色を独り占め」出来るような気持ちは、今でも変わらない。しかし、家の周りは住宅が密集し、物干し台もないので、望遠鏡があっても活躍するところがない。一度、満天の星空の下で、望遠鏡で星をとらえてみたいと思っているが、いつになるやら。
せめて杯を挙げて名月を迎え、月と我が影とで三人となり、「三岳」でも飲むか。