白雲去来

蜷川正大の日々是口実

牡蠣は無口な男の象徴。

2019-02-05 15:59:33 | 日記
二月四日(月)晴れ。

昨日、春とは名のみの寒さが・・・。と書いたら、今日は何と四月の中旬のような陽気で、部屋の中では、薄手のジャージで過ごした。朝食は、千葉産のアジの干物、豚肉とキャベツの炒め物、豆腐と卵のスープ。いつも昼食はあまりとらないのだが、マグロの味噌漬けがあるのを思い出して、軽く食べた。夜は、伊勢志摩の大陸浪人、Tさんから、殻つきの牡蠣をどっさり送って頂き、愚妻と牡蠣を楽しんだ。

私は、牡蠣が好きである。しかし夏の大ぶりの「岩牡蠣」はどうも苦手である。牡蠣は小ぶりな方が良い。夕方、慌ててスーパーに行き、レモン、ライム、柚子を仕入れ、更にちょっと高めの白ワインを買い求めた。

まずは、生牡蠣を。レモンなどを沢山櫛切りにして、ふふふと食す。以前何かの本で読んだと思うのだが、牡蠣の殻はとても硬くて開けにくいもので、英語には「牡蠣のように無口な」「牡蠣のように口が固い」というという言い回しがあるそうだ。何でも、英語圏では牡蠣は寡黙の象徴なとか。尊敬する民族革新会議の犬塚博英議長と私も「牡蠣のような男」の代表みたいなものだ。

今日は、私も、本当に無口になって牡蠣を食した。発する言葉は、うー、ふー、いいねぇー。ぐらい。
我らながら語彙の少なさに反省しつつ、生牡蠣の後は、オーブンで「焼き牡蠣」。二百五十度で十分。少し生ぐらいの方がいい。気が付いたら、頂いた牡蠣の半分ぐらいを食し、テーブルには殻がエベレストのようになっていた。伊勢の大陸浪人に感謝である。いずれ横浜で大破・轟沈の日を楽しみにしつつ筆を擱きます。

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節分。

2019-02-05 15:26:36 | 日記
二月三日(日)晴れ。

節分である。子供が小さい頃は、鬼のお面をかぶって「福は内、鬼は外」とやったものだが、そんなことをやらなくなってから久しい。子供が大きくなるにつれて、家の行事と言うものが減って行く。かと言って家族の仲が悪いのではなく、皆大人になった証拠。

節分の日、日本人は、暖かい季節が来たから春が来たと言うのではなく、春になったから暖かく感じるものである。何せまだ二月の四日、手紙の書き出しではないが、春とは名のみの寒い日が続いている。「節分の長い石段をいつしよにのぼる」は山頭火の句。 

夜は、藤巻強氏が会長の野村秋介思想研究会の「新年の集い」が伊勢佐木町のレストランにて行われ出席。懐かしい人たちと再会したり、新しい人を紹介されたりと、二時間楽しんだ。終了後に、古谷喜久男氏、成田功氏のお二人を「やまと」に誘って、二次会。※野村先生の生誕祭の案内です。

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