白雲去来

蜷川正大の日々是口実

憂国いや夕刻の志士です。

2023-09-26 11:27:27 | 日記

9月21日(木)雨。

朝食は、シチュー。そういえば、シチューにご飯、おでんにご飯、ナポリタンにご飯と言うと不思議な顔をされる。そんなもんかなぁ―。昨日の「お赤飯」だが、愚妻の里の青森に行った時に、何かのお祝いでお赤飯が出た。お赤飯の好きな私は喜んだが、一口食べたら、なんと甘いのである。「塩を下さい」と言ったら皆に変な顔をされた。青森では、お赤飯は甘く炊くそうだ。甘いお赤飯はネェー。

昼は、ブドウパン2個。夜は、ワカメとレタスのサラダ、味付けは焼肉のタレ。鶏のセセリの塩焼き、ししとうの塩焼き、ナスの皮をピーラーで剥いてレンチンして生姜醤油で食べた。先日、お墓参りに行った折に、途中のJAで仏花を買うのだが、地元の農家でとれた野菜を売っている。ししとうやナスが安かったので、沢山買ってきた。展転社の荒岩ガンちゃんに教えてあげたかった。

憂国の志士(夕方になると酒を飲みたくなるので、本当は「夕刻」の志士です)を以て任ずるものが、食べ物の話ばかりで申し訳ないが、私が子供の頃に良く食べていたのが、ハムもどきの「プレスハム」。これまで社友から様々なプレスハムを教えて頂いたが、どうも昔のの物とは違う。まっそれでも美味しいので余り気にしなかったのだが、先日、スーパーで、昔の味にほとんど近いものを見つけた。「雲仙高原」の「プレスハムスライス」と言うものだ。

これを焼かずにそのままソースをかけて食べる。おおっ昔が戻ってきた。目を閉じれば、子供の頃に過ごしたトタン屋根の安アパート、街頭の裸電球、七輪を使って煮炊きしたり、洗濯板を使って洗濯する母の背中・・・。肉と言えば、このプレスハムか魚ニソだった時代。周りは貧しかったが、別段不自由とも恥ずかしいとも、ひもじさも感じたことはなかった。


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酒とズブズブの関係となってから久しい。

2023-09-26 10:55:44 | 日記

9月20日(水)晴れ。

朝食は、お赤飯、さつま揚げ。昼は抜いた。夜は、私が役員の末席を汚してている大行社の役員会議があり東京行き。長い間、大行社の事務職を勤めていたO氏が退社するというので、会議の終了後に、田町の「駒八」という居酒屋で送別会。その後、有志にて六本木に転戦。9時過ぎに同志に送って頂き帰宅。

酒とズブズブの関係になってから久しい。あーああんなに暑かったのに、吹く風に秋の気配がする。じゃ一杯やるか。伊勢原にお墓参りに行った時に見た彼岸花。ここは彼岸花の群生地として知られている。帰路に「トン漬け」の有名なお店があって、夜は、彼岸花を思い出して「田中のとん漬け」で一杯やるか。彼岸か。野村先生との最後の旅となったモロッコのビデオでも見ながら一杯やるか。女房も出かけているし、子供は仕事で残業か。松原商店街の魚幸にでも行って「マグロ」を買って一杯やるか。酒を呑む口実には困らない。むしろ呑まない口実を探すのが大変である。

たまに「毎日酒飲んで羨ましいですね」とかいう皮肉とも批判とも取れることを言われることがある。てゃんでー呑んでいると言っても若い頃と違って狭斜の巷で、傾城と傾国を相手にしていてるわけではない。ほとんどが酔狂亭と名付けた陋屋で月下独酌の日々である。70歳を過ぎて、晩酌の一杯ぐらい、他人様から文句を言われる筋合いはない。

蜷川さん「酔狂亭」ってどんなところですか。「まあ庭には小さいけれど築山(つきやま)があって、その周りには川が流れているよ」。「す、凄いですねぇー」。「何言ってんの、山や川と言っても、質の流れと、借金の山だよ」。まあこんな風に日々生きています。


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