白雲去来

蜷川正大の日々是口実

雨と夜霧の歌。

2023-07-02 12:16:27 | 日記

6月26日(月)晴れ。

朝食は抜いた。昼食は、ポークソテーに小塩ラーメン。夕食は、カルビ肉炒め、冷奴、トマトサラダ、お供は、「森伊蔵」。酔狂亭にて独酌。

5日ぶりに一時間ほど歩く。ほとんど出かけないので、少し歩くと疲れる。これではだめだと、愚妻にスマホに歩数計を入れてもらい、なるべく歩くようにしている。いまだ梅雨明け宣言が出ていないが、連日の晴天、それも夏日。今年は雨が少ない。

子供の頃は雨が嫌いだったが、大人になってからは、雨の日も又いい、と思うようになった。また、「雨」の歌には、良いものが多い。といっても最近のヒット曲は知らないが、私にとっての「雨の歌」は、60年代にヒットしたザ・カスケーズの「悲しき雨音」、やはり60年代に流行ったスウィング・ウエストの「雨のバラード」。そして題名に「雨」はつかないが、三浦洸一の「東京の人」。古い歌ばかりだなぁー。

「並木の雨のトレモロを テラスの椅子でききながら 銀座むすめよ なに想う 洩らす吐息に うるむ青い灯(ひ) しのび泣く 恋に泣く 東京の人」。と言うのが一番の歌詞である。雨の日に街路樹を見ると、ついこの歌を口ずさんでしまう。二番に「夜霧の日比谷ゆく人も」というくだりがある。また新川二郎のヒット曲に「東京の灯(ひ)よいつまでも」の歌の歌詞に「雨の外苑夜霧の日比谷」、フランク永井には「夜霧の第二国道」、石原裕次郎には「夜霧よ今夜もありがとう」と、昔は「夜霧」を歌ったものがかなりあった。私が若い頃には、関内に夜霧が出ることもあり、それに汽笛が重なると、ヨコハマは渋いなぁー。と思ったものだ。しかし、今では夜霧などほとんど見ることがなくなった。街にも歌にも情緒がなくなったと思うのは、そういう私が古ーい人間何でしょうかねぇー。
 
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