白雲去来

蜷川正大の日々是口実

二時間もかからずに読了した本。

2023-07-13 15:19:35 | 日記

7月5日(水)曇り。

予約していた癌検診。二年半ぶりの胃カメラである。八時半に病院に行き、九時から検査。麻酔を打ったためか、すぐに寝てしまい、胃カメラを入れた時の記憶はあるが、いつ終わったかもわからずに「終わりましたよ」の看護士の声で目が覚めた。過日の大腸の検査の時も同じで、検査の途中は寝ていて全く記憶がなかった。麻酔が完全に切れるまで病院で一時間ほど寝かされてから、問診。お陰様で、セーフだった。自宅に戻り昼食は、「のり弁」。夜は、しゃぶしゃぶ、カツオの刺身。胃カメラの後なので、恐る恐る350ミリの缶ビールを2本のみ。

そういえば、山平重樹さんの新刊『力道山を刺した男・村田勝志ー「力道山刺傷事件」を背負った父と娘の激闘譜』(かや書房¥1980)を買った。私は、日本青年社関係の宴席で、本の主人公の村田勝志氏を何度かお見掛けしたことがある。私ごときが、言葉を交わすような立場ではないので、「お会いした」というよりも、「お見掛けした」という程度である。「ああこの方が・・・」と思ったことを覚えている。その事件があった昭和38年は私が中学一年生の時。事件のことは知らなかったが、力道山が亡くなった時のことは大きく報道されたので覚えている。事件の現場となったニュー・ラテン・クォターへは野村先生のお供で、一度だけ行ったことがある。当時は、お世話になっていた廣済堂の櫻井義晃会長がオーナーと言うことのご縁だった。

文中に出てくる人たちも、何人かは親しくさせて頂いた方もいて、その方たちのお元気な頃を思い出しながら、あっという間に読了してしまった。恐らく二時間もかからなかったと思う。一時間千円の本だったが、久しぶりに没頭した。以前、山平さんが出した『昭和を紡いだ東洋一のナイトクラブ・実録赤坂「ニューラテンクォーター」物語』と併せて読むことをお勧めします。

 

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