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7月10日(月)晴れ。
しかし毎日、異常に暑い。子供の頃はクーラーなど家になく、窓を開け放して寝て、唯一涼を取るものは扇風機だけだった。それでも七月の前半に30度を超える暑さなどなかったのではないだろうか。小、中学生くらいまでは夏が来るのが待ち遠しく、そして嬉しかった。京浜急行に乗って20分も行けば、海に行けた。一番近い海は、富岡海岸の海水浴場で、その先は、金沢文庫に八景に海水浴場があり、おにぎりを持って毎日のように出かけた。富岡の次の駅が八津坂(現在の能見台)に横浜高校があり、私が入学したのが昭和40年。まだ海があった。本牧の三渓園の下は海で、高度成長時代のことで随分と汚かったが、何度か泳ぎに行ったことがある。今では、富岡海岸も本牧の海も埋め立てられて、そこが海だったことを知る人も少なくなった。
自宅の近くに、チェーン店の回転すしのお店が出来た。愚妻と、夜は嫌だが、ランチぐらいはと出かけた。初体験である。「回転すし」と言うから、色々な寿司が次々に回っていて、そこから好きなものを取るのかと思ったら、タッチパネルでオーダーすると、私たちの席のすぐ横に、スーっと皿に乗った寿司が出てきて止まり、それを取る。空になった皿を置くと、何とロボットが回収に来たのには、ぶったまげた。寿司のしゃりの大きさも皆一定で、多分機械で握って、後はネタを乗せるだけなんだろうなと思った次第。寿司の良し悪しよりも、設備投資に金がかかっているんだろうなぁ―、と感心した。後学のために一度は、いや一度で良いかな、と言うのが正直な感想です。※写真は、中学二年の夏、かつての富岡海水浴場にて。後列、左から2人目が私です。