白雲去来

蜷川正大の日々是口実

木鶏。

2023-05-22 15:34:59 | 日記

5月12日(金)晴れ。

朝食は、チャーハンに小松菜のスープ、味付けは「ウェイパー」。昼は抜いた。夜は、清風楼のシュウマイを蒸したものと揚げたもの2品、伊勢佐木町の横の吉田町の「梅や」で買った「手羽餃子」の蒸し物とレタスのゴマの油和え。お供は「黒霧島」。酔狂亭にて独酌。

玄関に、木彫りの鶏を置いてある。確か平成3年に野村先生のお供をしてマニラに行った折に「みやげ屋」で買ったものだ。木彫りの鶏、いわゆる「木鶏」である。中国の故事、「荘子」に「強い闘鶏は、木彫りの鶏のように動かず泰然としている」とある。横綱双葉山は、連勝が69で止まった時、「イマダモッケイ(木鶏)タリエズ」と我が国の陽明学の泰斗、安岡正篤に電報を打った。白鵬もまた、自身の連勝が33で止まった際に支度部屋で「いまだ木鶏たりえず、だな」と話したと聞く。その故事を知らなければ、そんなものを買ってこなかった。

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