白雲去来

蜷川正大の日々是口実

雪の降る街を。

2025-02-23 13:55:32 | 日記

2月22日(土)晴れ。風花舞う。

大阪に旅行に行く、妻子を新横浜駅まで送る。久しぶりに「焼売弁当」を買い、昼食に。しかし、一個千円は高い。良い天気だったが、一瞬のうちに曇りだし薄暗くなった。雨かと思ったら、消え入るような風花が舞った。豪雪地帯の人たちのことを思ったら「風流」などと言っては罰が当たるか。しかしながら雪とはほとんど無縁の横浜などにいて、たまに降る雪を眺めるのも良いものだ。

随分前のことだが、8年前に亡くなられた元「群青の会」の代表だった正田秀幸ご夫妻と、私と愚妻とで網走を旅したことがあった。二月のことだったと思う。お互いの思い出の能取岬や、苦労した切通し農場などを見て回った。最も冬の切通し農場へは、雪が深くてたどり着けず遠望するにとどまった。網走湖荘や天都山にある友愛荘に泊まり、お互いに往時を偲んだことが懐かしく思い出される。「雪の降る街を」という歌を聴くと、網走の、それも仄かな灯りの街灯に照らされた雪と、網走の町に降る雪。そして究極は、農場の一面の銀世界と防風林を思い出す。横浜に降るたまにの雪に、様々な感慨が巡る。雪の降る街に、正に、想い出だけが通り過ぎて行く・・・。

夜は、家に誰もいなくて退屈なので、佐伯さん夫妻と待ち合わせて藤棚の「やまと」へ行く。カウンターにはお馴染みさんばかり。一時間ほど飲んで「サリーズバー」へ転戦。千鳥足で帰宅。

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