白雲去来

蜷川正大の日々是口実

若いと言う字は、苦しい字に似ている。

2018-04-10 16:20:09 | 日記
四月六日(金)曇り。

その昔の歌で、「若いと言う字は、苦しい字に似ているわ」というものがあった。確か三島事件の前年、すなわち昭和四十四年のヒット曲だ。聞いた時は私も若く、ナルホド、上手いことを言うなと思った。若い、イコール貧苦に喘ぎ、仕事もつまらないし、生きて行くことに対する目標もなかったあの頃…。「若いと言う字は苦しい字に似ている」というフレーズに、妙に納得したものだ。

それから約半世紀が過ぎ、「苦しさは」様々な形でつきまとったが、考えてみれば、若くなくとも、苦しい日々が続いている。若い頃の苦しさ何て、何とか紛らわせることが出来たが、この歳になっての、生きることの苦しさに直面すると、抜け出すのがとても大変である。登り険しき人生の坂を、越えても苦労はなお続く、か。ハァー。出るのはため息、残るは借金。

そんな私だが、夜は、関内の高級鮨屋として知られている「舎利膳」へ。某週刊誌の編集長氏と私の友人と三人での食事会である。不倫騒動から総裁選挙まで。勉強になった。二時間ほどで解散し、一人でサリーズバーへ。顔なじみの皆さんばかりで盛り上がった。日にちを跨がずに帰宅。
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