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四月七日(土)曇り。
朝食は、ホタテの稚貝の味噌汁、鮭の塩麹漬け、コロッケ。昼は、小カレー。夕方から東京行き。某所にて、秋の群青忌の開催に関しての会議を行った。今年は先生の二十五周年祭となる。ご命日の十月二十日に開催の予定。これから、案内状やパンフレット、放映する映像の編集などの作業が待っている。半年などアッと言う間である。早いもので、もう二十五年…。感慨深い。終了後に、私の好きな蕎麦屋「甲州屋」にて会食。その後、錦糸町に転戦してから帰宅。
山平重樹さんが最近上梓した『サムライ-六代目山口組直参・落合勇治の半生』という本を読了した。さる宴席で山平さんから直接頂いた本である。正直言って、私は、任侠のことに関しては、ほとんど知識が無い。しかし、この『サムライ』はある意味で、任侠と言う激しき道に生きる人を知る上では貴重な本だった。加えて、とても怖い本だった。何が怖いか…。それは、権力と言うものが「事件を作る」、すなわち、冤罪を演出するという事実である。ヤクザだから、推定無罪、ではなく、推定有罪となることの怖さが、この本には描かれている。本の帯には、「獄中三十八年、すべては己の信念を貫いたがためー。その生き様に”無実の証”がある」。法廷で、三島由紀夫の辞世の歌を披露した憂国の人でもある…。
「裁判を重ね、判明したのは『検察のでっち上げ』だった。無期懲役に服す獄舎で男は誓う『死んでも戦い続ける』と-」。一人でも多くの人に読んで頂きたいと思っている。その人の信念と生き様、そして権力悪の怖さと言うことを知るためにも。あらためて、本を読むと言うことは、「人を読む」ということを実感した本でもあった。
朝食は、ホタテの稚貝の味噌汁、鮭の塩麹漬け、コロッケ。昼は、小カレー。夕方から東京行き。某所にて、秋の群青忌の開催に関しての会議を行った。今年は先生の二十五周年祭となる。ご命日の十月二十日に開催の予定。これから、案内状やパンフレット、放映する映像の編集などの作業が待っている。半年などアッと言う間である。早いもので、もう二十五年…。感慨深い。終了後に、私の好きな蕎麦屋「甲州屋」にて会食。その後、錦糸町に転戦してから帰宅。
山平重樹さんが最近上梓した『サムライ-六代目山口組直参・落合勇治の半生』という本を読了した。さる宴席で山平さんから直接頂いた本である。正直言って、私は、任侠のことに関しては、ほとんど知識が無い。しかし、この『サムライ』はある意味で、任侠と言う激しき道に生きる人を知る上では貴重な本だった。加えて、とても怖い本だった。何が怖いか…。それは、権力と言うものが「事件を作る」、すなわち、冤罪を演出するという事実である。ヤクザだから、推定無罪、ではなく、推定有罪となることの怖さが、この本には描かれている。本の帯には、「獄中三十八年、すべては己の信念を貫いたがためー。その生き様に”無実の証”がある」。法廷で、三島由紀夫の辞世の歌を披露した憂国の人でもある…。
「裁判を重ね、判明したのは『検察のでっち上げ』だった。無期懲役に服す獄舎で男は誓う『死んでも戦い続ける』と-」。一人でも多くの人に読んで頂きたいと思っている。その人の信念と生き様、そして権力悪の怖さと言うことを知るためにも。あらためて、本を読むと言うことは、「人を読む」ということを実感した本でもあった。