白雲去来

蜷川正大の日々是口実

癌と闘う友にエールを。

2015-02-12 10:03:57 | 日記
二月三日(火)晴れ。

朝食は、サバの文化干しか鮭、そしておしんことみそ汁があれば言うことなし。いい歳をしてお腹が空いて目が覚めるぐらい朝食好きである。一日の食事の中で朝食が一番待ち遠しい。天気の良い日、朝の光の中でご飯が輝いている。みそ汁の匂いと白菜のおしんこの白さ。干物を焼くほのかな煙。こんな程度で活力が湧くのだから安上がりにできている。

朝食の後に事務所で仕事。相変わらず本が散乱している。書棚の本を入れ替えたので、何がどこにあるのかさっぱり分からなくなった。もう少し暖かくなったらパソコンに入力して整理をしようと思っている。

夕方、肝臓移植をした後輩を病院に見舞う。十年も前だったら確実に助からない病気も医学の進歩で恢復する。私の盟友の折本満氏もすい臓癌の手術を昨年した。何とか成功したがやはり体力の回復には時間がかかりそうだ。民族革新会議の犬塚博英議長も喉頭癌にて闘病中だ。六十を過ぎたら何があってもおかしくはないが、諸兄の一日も早い快癒を祈念する次第です。

後輩の入院している病院は金沢の幸浦と言う所にある。私が高校生の頃はその辺りは海だった。海水浴場もあって遠浅の海には「海苔ヒビ」が立っていて、そこで「アイナメ」釣りなどをしたことがあった。陸上部だった私たちは結核の療養所の芝生の庭で良く練習をした。今は、そんな面影など全く感じられない。幸浦までは高速で二十分程度で行ってしまう。思い出も高速道路のようにあっという間に過ぎ去って行く。

夜は、我が酔狂亭で月下独酌。家族で牛鍋を囲んだ。
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