白雲去来

蜷川正大の日々是口実

鰻がステーキより高い。

2012-07-17 18:09:46 | インポート

七月十四日(土)曇り。

スーバなどに行くと「うなぎ」の値段が高くて、買うのをためらってしまう。鰻が好物な私としては、うーんとため息をついて横目でにらんで通り過ぎる。従って、鰻の名店にも随分とご無沙汰をしている。ステーキよりも高い鰻と言うのはねぇー。

今日も、夕方まで目一杯仕事をしてから、我が酔狂亭で月下独酌。少しは、酒を控えようとも思うのだが、風呂に入ってさっぱりすると、当然、まず一杯と言うことになる。それでも夜は、なるべく刺身か焼き魚やサラダを中心にする食事、いや肴を心がけている。安い「笹カレイ」を買ったので軽く一杯。


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「コクリコ坂から」が良かった。

2012-07-17 17:44:12 | インポート

七月十三日(金)晴れ。

 沖縄から帰ってきて約二週間が過ぎたが、写真の整理や一緒に行った人たちへ写真をCDに入れたり、集合写真を焼き増ししたりする作業にかなり時間を取られている。おまけに、先月に修理したプリンターの調子が悪く、CDにプリントができない。忙しいときに限って、こんなことが起きる。

 夜は、レンタルしたDVDで「コクリコ坂から」を見た。先日は、テレビで録画しておいた「千と千尋の神隠し」を見たばかりなので、アニメ作品を連続して見たことになる。台湾にはこれまで何度か行っているが、「湯婆婆」などの舞台となった台湾の「九份」には行ったことがない。次に台湾に行く機会があったならば必ず行ってみようと思っている。

 「コクリコ坂から」は、昭和三十八年(一九六三)の横浜が舞台となっている。映画の中で、主人公の海が妹の空にお使いを頼むと、テレビを見ていた妹が、「これから舟木一夫が出るので嫌だ」というような場面がある。確か、舟木の「高校三年生」がヒットしたのは昭和三十八年で、私が中学一年生の時だ。主人公の海ちゃんは映画では高校二年生。私より四つ上だから、実在していたら六十五歳のおばあちゃんだ。その他「ガリ版きり」があったり、東京オリンピックのポスターがあったり、見ていて私も中学時代にタイムスリップしたような気持ちになった。マリンタワーに「TOYOPET」のネオンがあったのも再現されており懐かしかった。

 私は、政治性のある映画や、監督が何か政治的なメッセージを発するような映画はあまり好きではない。単純に面白ければいいと思っていつも見ている。何度も見たいと思うような映画は少ないが、この「コクリコ坂から」は、横浜が舞台で、私の青春時代と重なるので、DVDを購入しようかと思った。

Photo※横浜駅でもらった映画の「ヨコハマガイド」


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大雨は海に流すしかないの?

2012-07-14 13:46:44 | インポート

七月十二日(木)曇り。

 毎日、原稿書きに追われている。暑いし、電気代の節約の為にクーラーは当分使わないことにしているので、アッチチチである。それでも風が強いのでいくらかは涼しいが。

 九州では、記録的な大雨が続いているそうだ。私のアホな頭では難しいことはわからないが、いつも大雨で災害のニュースを見聞きするたびに思うのは、もったいない。というものだ。世界の中には、雨が降らずにどんどんと砂漠化している国や、干ばつで作物が育たない国が沢山ある。そんな国と土地に、タンカーをきれいにして雨水を運んであげることができないだろうかと思ってしまうのだ。

 もちろん生態系や細菌とか、簡単、単純にはいかないかもしれないが、砂漠に、各国が力を合わせて東京都ぐらいの広さの貯水池を作る。そこに、大雨で、海に流してしまうならば、タンカーで水を運び、砂漠を緑の大地に生まれ変わらせる。夢物語かもしれないが、ただ海に流してしまうのならねぇー。

 夜は、友人と、尼野保君が地下鉄の吉野町駅のすぐわきにオープンした小料理屋「一銭」に行く。今は、こういった料理屋も「安かろう、美味かろう」の時代に入っているので、中々集客が難しいかもしれないが、頑張ってほしいものだ。

P1000378

 その後は、藤棚の「やまと」に転戦。偶然に、戦線に復帰した矢崎泰之君から連絡があり、久しぶりの一献。


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「国民の生活が第一」。当たり前じゃないの。

2012-07-12 10:05:26 | インポート

七月十一日(水)晴れ。

 良い天気である。目を覚ました時には上の子供は既に学校に行っており、愚妻も慌てて出かけた。下の子供に、卵サンドを作ってから、のんびりと朝食。私の好きな、赤魚のかす漬け。良く見ると産地はアイスランドとある。随分遠い所から来て、自宅近くのスーパーで売られたものだ。もしメスだったらこの魚もジャパユキさんかもしれない。何か、悲しい特別な事情があったのだろうか・・・。などと考えながら美味しく頂きました。成仏してくれよアイスランドの赤魚さん。

 土曜日の締め切りの原稿に追われていて、どうも落ち着かない。その他にやらなければならないことが沢山あるので、今日は、パソコンの前からほとんど動かずに夜になった。

 ニュースでは、民主党を離党した小沢一郎グループが新党を立ち上げた。その名前が「国民の生活が第一」だって。思わず笑ってしまった。政治家である以上「国民の生活が第一」なのは当たり前ではないか。いや本来ならば、「ご皇室が第一」、あるいは「国防が第一」でなければならない。大体、今更ながら「国民の生活」などと言うことをあらためて党名にしなければならないとは、あまりにも語彙が不足している。「新潮文庫の100冊」でも読んで、もう少し日本語を勉強し直してほしいものだ。

例えば、憲法に「親孝行をしなさい」「悪いことをしてはいけません」などという人間として当たり前のことをいちいち明記するだろうか。そんなことを書いたら、この国にはよほど、そういった常識に欠けている国民が多い、と言うことを天下に喧伝するようなものだ。政治家が今更「国民の生活が第一」とわざわざ確認しなければならないほど幼稚なのか。

政治家である以上、そんな大衆迎合主義に走らずに、どんな理念や理想を持って、震災以降の我が国の低迷する経済を立て直し、復興を推し進めて行くのか。更に、尖閣諸島をめぐる国防問題、拉致家族のこと、あるいはTPPに参加するのか否か、沖縄の基地問題等、新しい政党の基本理念を国民の前に示すのが政治家たる者の使命ではないのか。

国難の際には、「国民の生活」をも犠牲にすることもあるのだ。その決断をするのも政治家である。「国民の生活」よりも、迫りくる「選挙が第一」であることはミエミエである。

夜は、酔狂亭で月下独酌。頂き物の「佐藤」の四合瓶が一本空いた。まだ二本ある。なぜかふふふと笑みがこぼれる。

そういえば、隠岐康さんから届いた「新潮文庫の100冊」は、私宛てではなく、上の娘の入学祝でした。嬉しいやら、ホッとするやら複雑な心境です。

コメント (1)
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久しぶりの午前様。

2012-07-11 13:36:57 | インポート

七月十日(火)晴れ。

いやはや本格的に夏になった。夏が待ち遠しかったり、朝起きてセミの鳴き声が聞こえるとソワソワしたのは何歳くらいまでだっただろうか。麦わら帽子に虫取り網・・・。夏と言うとそんな光景が浮かぶ。

あーあまた沖縄に行きたいなぁー。何てアホなことを考えながら、夕方まで必死こいて机に向かい原稿書き。しかし全くノリが悪く全然進まない。あーあ、を百回繰り返してもだめか。

夕方、いつもお世話になっている同級生のY氏が「魔王」の差し入れ。石野眞子ではない意志が揺らぐ・・・。だめだめ仕事仕事と自分に喝を入れて六時まで原稿書き。

夜は、恒例の「蜷川政経懇」を関内の「HIRO」にて開催。今回は集まりが良く欠席は三人のみ。終了後は、同じビルにあるお店に転戦して、仕上げはサリーの店へ。久しぶりの午前様になって帰宅。

Okinawa_473※六月三十日。隠岐康氏「たそがれの場所」として有名になった那覇の「丸安食堂」にて。


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