11月11日(月)曇り。
土曜日は、青年思想研究会(緒方孝明議長)の主宰する「先憂を偲ぶ会」が、上野の中華料理店にて行われ、群青の会の大熊雄次氏と出席。入口で頂いた花を祭壇に供する。児玉誉士夫先生を始め、高橋正義先生、中村武彦先生、北上清五郎先生、遠井司山先生、筑紫次郎先生といった重鎮の遺影の前で、頭を下げた。その諸先生の中で、直接謦咳に接しなかったのは児玉先生だけである。大日本生産党の北上清五郎先生には特に可愛がっていただき、ご指導を賜った。珍しく、ウーロン茶で過ごす。翌、10日は、去る10月12日に亡くなられた、お世話になっている方のご尊父の本葬儀があり、志村馨君や愚妻とともに出席。会場で松本佳展君ご夫妻、小川、奥山両氏と合流。これまで様々な葬儀に参列したが、これけほど大掛かりな葬儀は記憶にない。主催された方々のご苦労はいかほどだったのかと思う。ご苦労様でした。
横浜に戻ってから、日本旭友会(岡崎守成会長)の忘年会が新宿の中華料理店にて行われ大悲会の志村馨会長と共に出席。乾杯の音頭を取る。今日も、ウーロン茶で我慢する。
アマゾンで取り寄せた霧島兵庫の『静かなる太陽』を読了する。先日、読了した『ソコレの最終便』の野上大樹さんの以前のペンネームが霧島兵庫である。『静かなる太陽』は、明治33(1900)年に起きた「義和団事件」を題材にした小説である。その事件は、昭和38(1963)年に公開された「北京の55日」という映画にもなった。私は中学一年で、その映画を、当時、伊勢佐木町の近くにあったピカデリーという映画館で見た。主題歌はブラザース・フォーが歌いヒットした。義和団事件を題材にした本と言えば、松岡圭介の『黄砂の籠城』『黄砂の進撃』を以前読んだが、その2冊も良かった。今回読了した『静かなる太陽』も、違った感慨がある。酒を少し控えているので読書のペースがいい。暮れに向かい、酒席が多くなる。※FBに、青年思想研究会、日本旭友会の写真を掲載してあります。