なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

指を切った

2012年07月12日 | Weblog

 昨日の午後は救急当番だった。救急隊から救急搬送の依頼が来た。74歳男性が自宅で包丁を使っていて、指先(右示指)を切ったという。すでに止血しているが、縫合が必要かもということだった。救急車が到着して、患者さんは歩いてきた。切った指先には包帯のようなものを巻きつけていた。さっそく見てみると指先に7~8mmくらいの切創があり、確かに止血していた。縫合するとかえって針孔から出血しそう、というより縫合は必要なかった。ステリストリップを巻いて終了した。圧迫のみで止血したので小動脈が切れたりしなかったようだ。本来は救急車を要請する怪我ではないが、シャツとズボン血がついているので、切った当初は出血してあわてたのだろう。

コメント
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