● ベルナール・スティグレール×石田英敬 「『国民戦線』の治療法」
《 スケープゴート現象 》
〈スケープゴート化現象〉 p126
苦しんでいる原因がわからないという場合に人間が行うのはだれか別の人がその原因であるとして身代わりに苦しめるという反応です。「生贄(スケープ・ゴート)」の原理です。
知識人、市民の批判がやむとき極右が権力をとるのです。 p127
● 中島徹「憲法からみた『国家戦略特区』」
《 混合診療は決まりなの 》
混合診療に関しては、すでに安倍首相が二〇一六年から解禁すべく、来年度の通常国会で法改正を表明(六月一〇日)し、安全性等の観点から慎重論を唱えていた日本医師会等も容認に転じたため、自由化が確実な情勢にある。 p74
● 座談会 鈴木知幸・原科幸彦・森まゆみ
「国立競技場問題-改修でなければならないこれだけの理由」
《 オリンピックは「もったいない精神」で 》 p207
《 「そこのけそこのけオリンピックが通る」 》
きっと、こんな状況になるだろう。
● ルポ 永尾俊彦 「東京五輪で奪われる『終のすみか』」
《 マスコミが黙殺 》
ちなみに、このニュースをマスコミは黙殺した。 p213
◎ こういうことがあるんだ。
ニュースが黙殺したことを集めて知らせる
『黙殺新聞』のようなものが必要だな。
《 「決まったことだから」という言い方 》 p215
特攻の時も、「決まったことだから行け」と言われた。今回も「決まったことだから」と立ち退きを迫られている。
など、他の文についても、交流しましたが、一応、8月号の交流の報告はこれまで。