東久留米の『世界』昼の部、5月例会の報告
東久留米の『世界』を読む会・昼の部、5月例会は、5月15日(水)、午後4時から生涯学習センター集会学習室3で、6名の参加で行われました。
■ 今月のテーマは
・田中輝美×永岡里菜「人口減少時代の課題がひらく未来」
・蓮池 薫「「拉致問題」風化に抗して 第9回」
・阿部小涼「反戦・非暴力思想と脱植民地化の失敗」
でした。
第一テーマ、田中輝美×永岡里菜「人口減少時代の課題がひらく未来」
「関係人口」という捉え方は面白い。震災以降に、南三陸町と繋がりを持った人がいたりすることがある。都会で個人がバラバラになって失っている繋がり、個別的な解決を必要とする課題とそれに応じる、顔と顔が接する共生へのニーズが魅力になっている。東久留米にも柳窪小麦についてのボランティア活動が行われている。
第二テーマ、蓮池 薫「「拉致問題」風化に抗して 第9回」
北朝鮮の国民の置かれている窮状には、心が痛む。一時「統一」の対象としていた韓国への態度が、今は「敵」だとして、状況は悪化している。日本以外の拉致被害者については、北朝鮮に強い対応をしているのではないか。
第三テーマ、阿部小涼「反戦・非暴力思想と脱植民地化の失敗」
文章に説得力がなく、読み返したが伝わらない。筆者自身が、内容を未消化ではないか、と感じる。
などの、意見が交わされました。
■5月号のその他のお勧め
・小泉 「いまさら「アメリカの民主主義」を? 「変わらないアメリカ」を?」
石神圭子
・須山 「ガザ攻撃はシオニズムに一貫した民族浄化政策である」
早尾貴紀
「「ALS嘱託殺人」と隠蔽されたもうひとつの事件」 渡邉 琢
「「負の歴史」をなぜ教えるか」 後藤 周×平井美津子
「能登半島地震 「人命救助の遅れ」は本当に「仕方なかった」のか?」
奥山俊宏
でした。
◎ 東久留米の『世界』を読む会(昼の部)6月例会のお知らせ
●日 時 6月19日(水) 午後4時
●場 所 生涯学習センター・集会学習室5
●持ち物 雑誌『世界』6月号
○共通テーマ
・「「国のかたち」の一方的な変更は許されない」
青井未帆×石井 暁
・「デジタル空間に潜む三つのリスク」 水谷瑛嗣郎
・「「ALS嘱託殺人」と隠蔽されたもうひとつの事件」渡邉 琢
(5月号の前編も読んで下さい)
※ 第3水曜が定例です。ご承知ください。
※ この他に、zoomでの『世界』を読む会が、第2水曜の、午後7時からで開催されています。参加希望の方は、メールで申し込んで下さい。
● 連絡先 須山
suyaman50@gmail.com
