『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Q』

吉祥寺バウスシアターで、相方さんに「午前中に」「17:05の回の」整理券を購入して貰った。
整理番号は９・１０番。
9:30から全ての上映回の整理券が配布されている。さもありなん。

　『　ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Ｑ　』

最初に明記しておくと。
これは　Ｒｅ-Ｂｕｉｌｄ（再構築）です。
再編集や総集編ではない、ということ。
これを念頭に置かずに観ると、おそらくはこう思う人、いるでしょうね。「裏切られた」「違う」って。
つまり、違って当たり前。裏切られて当たり前だってコト。
てか元々、全ての答えは庵野総監督の頭の中にあるのだから。


個人的な感想としては

　してやられた ってカンジ。

上映終了後、すぐには指を動かすことさえできないほど神経が止まってて。
考えることが多すぎて目が回った。
ネットとかでＴＶシリーズ「エヴァ」を解説してる人の文章も、おそらく全て再検討が必要だな、とか。

庵野さんは、ヱヴァをちゃんと「終わらせようとしてる」んじゃないかな。とか。


そのくせ全ての答えは、『Ｑ』の中には見えていません。
つまりはこれ、布石ではないかな。

あ、そうそう、新劇場版のタイトル（2013年公開予定）は『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』に決定したそうです。
・・・タイトル表記が戻りましたね。

『Ｑ』を観た人は、もれなく『シン』を観ずにはいられないでしょう。
だって答えはそこにあるのだから。


そして、現在活動休止中の宇多田ヒカルさんの新譜「桜流し」。これはレクイエム。



追記。
入場待ち中に、懐かしい人たちとばったり逢いました。
そして館内で私の前の席に座った方は、なんと！ガイナックスの方でした。
うーん吉祥寺。