朝のNHKのテレビで”光が弱くなった蛍”について報道していた。
蛍の正当な餌は、”カワニナ”という巻貝。
蛍の光を弱めるのは、外来種の巻貝である”コモチカワツボ”を
たべるからというか 食べざるをえないから。
コモチカワツボは、ある時期 カワニナ と 区別がつきにくいのだそうです。
両種類の巻貝は、外見は似ても、含まれている成分は異なるために、
たった一度でも、食べてしまうと、光が弱くなるということでした。
オス蛍の光で、メス蛍は相手を選ぶ”子孫繁栄”という
生の連鎖が断ち切られる現象の発生です。
エイリアン(コモチカワツボ)の導入により”大きく光る蛍”増産計画が、
頓挫どころではなく個体の変化、絶滅をも招く結果をもたらした。
蛍のことと見過ごせない、恐怖に満ちた現象。
安い外国産の食糧。 同じ種類、同じような外観。
長年国産食料を食べてきた日本人にとって、
昔と同じ人間の体をつくる食料と信じきっていてよいのだろうか?