連・断・続の部屋  

捨てる過去など何もなく、日々の社会との繫がり、自己の活性化、整理のためにつぶやく。

多剤耐性菌所有者に対する対応はどうする?

2010-09-18 20:19:08 | 健康・病気

帝京大学医学部付属病院で発生した多剤耐性アシネトバクターの断続的連続発生判明後、マスコミに暴露後、警察は業務上過失致死罪の容疑で任意捜査を行ったという。その後、医師会など多数の警察介入は不当という声明後は、マスコミ報道は沈静化し、論調もやや変わったかのようでもある。

多剤耐性菌所有者は、もうかなりの数に上っているだろう。

今や、多剤耐性菌は、病院で新たに作り出されてから感染症を発生するというより、発端はすでに多剤耐性菌をいずこかでもらいうけて、感染症にかかりやすい体調不良、体力の低下で発症し、医療機関を受診する。起因菌判明までは、数日を要する。医療機関は、入院して治療にあたった後、多剤耐性菌であることが判明したらどうするか?どうできるか?

隔離スペースが無い施設はどうする? 退院させるか?退院させることができるか?

空気感染と異なり、多剤耐性菌のほとんどは、接触感染である。

ということは、患者の身体的自由を、患者のベッド上に限定させていただき、

患者ベッド周辺を、見えない壁(カーテンか?)で、隔離し、

出入りのの連続性を絶つことで対応可能とするしか、

医療側の法律レベルの安泰は得られないのではないか。

しかし、世間の目で、多剤耐性菌患者がいるという場合の

白眼視、風評被害の発生も無視できない。

教育的見地の解説報道(情報を提供するというマスコミの目的にも一致する)を、ゴシップ的事実報道と並行して、理解できるまで沢山報道するべきではないか。義務がある様にも思うが(提供スポンサーがつきにくいのだろうか?)。

コメント
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