まま
高齢者と連れ添う機会が多い中で、”ママ”とことある毎に呼びかける老人がいる。
妻を呼んでいるのだが、妻でなければならないことはないらしい。
四六時中、食べたい食べ物を頭に思い描いては、声に出して、
食べさせて頂戴!コールが”まま”。
家庭は、バラエティに富んだ食料庫。
”ママ”は、食調達、在庫管理などありとあらゆる差配をするスーパーレディ。
かなわないな! と思いながら
”まま”は古今から 家の主役、母、そして妻の代名詞となったのは
食べる事すなわち生きる糧を、
守ってあげる事も含めて常時提供してきたから と 納得させられた。
まま、ママ、
地方によっては、 ”まま食うか?” のままはご飯であり、食事しなさいとの呼びかけ。
少しなまって、まんま、
世界共通、赤ん坊でも発せられる まま
ミュージカルにも、マンマ・ミーア
高齢者、認知症対応で考えさせられた”まま”
来し方も反映させた対応が必要な認知症高齢者には、
変幻自在柔軟な処し方で気分良くすごさせたいな!