東京医大の合格水増し入学に端を発して、東京医大、女子受験生を一律減点…合格者数抑制 までも、表面化してきた。
私立大学の、裏口入学は、寄付金額の要請などから、必要悪として知る人ぞ知る事実。
文部科学省職員、国家公務員が、権力と、公金を盾に、子息の入学便宜となると……。
派生して出てきた、東京医大、女子受験生を一律減点…合格者数抑制 の根底意識は、長らく大学病院に在籍していた身としては、さもありなんと納得してしまう現実を経験済みです。
個人的な体験として、卒業間近の身近な人からの恐怖と人格否定の体験は、50年近い年月が経てもPTSDとなっているのですが、その原因となっている人は、医学会の権威者として君臨しているという世界でもあります。
助手任用については、恩師が、学外に問題提起をすると、学部長に直訴し、当時の教授に認めさせて、やっと助手になれたいきさつも経験してきました。
その後も、パワハラを受けましたが、今は、女子大学でのびのびとしています。
男尊女卑の背景は、男女機会均等という錦の御旗が掲げられても、権威社会での一掃困難な日本。世界の比較での数値で、下から何番目というデーターが物語っている思います。
医師は、労働者としてではなく求められ、美辞麗句の果ての、都合の良い労働時間の規制がなく働くことが当然という風潮。
研究分野では、トップをきることに駆り立てられる。
女性医師は、自分にあった生活スタイルを数倍の努力で要求し続け、
その先に、将来の女性医師が、男性医師と同等の立場が望めるようになることを望みます