医師46.9%「あり得る」 と、某医療系サイトのアンケート結果です。
女医の一人として、
入試段階での差別は、許せない。
卒後の進路については、
体力、ライフスタイルを考えずして、好きだからというだけでは、専門を決定するほど、愚かではないはず。
今回の東京医科大学の女性差別という視点には、”愚かなやつら”という、人格否定意識に根差していると思う。
医師の特権意識と、差別は、表裏一体ではと思う。
50年前の私の大学受験でも、偏差値、学校優劣判定などがあり、
合格直後ぐらいですね、合格という1点のみで評価していただいたのは。
親に対する、【女子なのに、よく医学部を受験させましたね!】という避難交じりの感嘆に始まり………という具合でした。
在学中、卒後の進路決定段階までで、
医学部内の女性差別の事情を呑み込めるような,機会は多くはなかったですが、
自身を見つめて専門進路を決定していったかと思います。
臨床と研究を並行する大学病院勤務は、
世界との競争を視野に、研究者として日々過ごす、
男女の差を超えた競争社会です。
だからと言って、門前払いは、根底に潜む感情を考えると、許せない。