仙台血液疾患センターに、縁あって高村光太郎の手紙があるので、仙台文学館で”高村光太郎没後50年 智惠子生誕120年”を記念しての展示会が4月15日から開催されているという記事を、興味深く読みました。宮城学院から近いので、機会をつくり、アララギ派の歌人達との交流の一端が知ることが出来たらと思いました。
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当方、高村光太郎研究会と言う組織に所属する研究者です。仙台文学館の展覧会も拝見いたしました。
仙台血液疾患センター様に光太郎の書簡があるとのことですが、どなたにあてたものか、発信年月日はいつか、ご教示願えれば幸いです。
恩師、山形敞一先生は、アララギ派の歌人であった縁で光太郎と交流があったようで、他の手紙も形見分けでいただき、沖縄宜野湾市の同門の医師の手元に託しました。
御教示の内容からすると、ほぼ間違いなく、昭和25年5月に中央公論社の編集者であった松下秀麿氏に宛てたもので、筑摩書房発行の高村光太郎全集第15巻に収められているものです。
光太郎の書簡は3,200余通が知られていますが、貴重な物です。大切になさって下さい。
有り難うございました。