豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

文化発祥の出所よりプロセスが…アジア滞在国~羽田空港~東京都内

2013-05-05 20:58:28 | ファース本部
外国のホテルのコテージに和風をイメージして庭園が施してありました。(写真)
一部に芝生と松の木に似た和風の樹木、それに石造りの燈籠です。
この燈籠は、日本独自のモノと思っていたのですが海外の方々で見ることが出来ます。

燈籠とは、今で言う街燈(外灯)なのでしょう。
江戸時代には木造で和紙を張り、中にロウソクを灯した燈籠が時代劇などで目に致します。木造より石造りの方が燃える事も無く、長持ちをしたのでしょう。
石燈籠の歴史は日本だけでなく世界的に見ても深いように思われます。

私は、夏涼しく、冬温かな家づくりを実践するため、高気密高断熱の手法に取り組んだのですが、行き着いた先に「茅葺屋根」がありました。断熱気密だけでなく「水分管理」で快適さを保持したのです。この茅葺屋根のルーツを辿ると朝鮮半島、中国大陸、チベット、そしてインドなのです。インドには、茅葺屋根の根源になった藁葺屋根の家屋があります。

この藁で葺いた屋根は、寿命が極めて短かったようです。また屋根の形状が限られます。
朝鮮半島からインドまで辿っても茅葺屋根の形跡は在りませんでした。
おそらく茅葺屋根は、日本で形状化されたように思われます。
雨水を出来るだけ多く保水させ、形状も格調の高さと品格を保つことが出来たようです。

技術や文化などは、発祥した時点で稚拙であっても、その時間の経緯と関わる人々の創意工夫で原型をとどめないくらいまで進化し続けるのでしょう。
自分の目で確かめることがとても重要なようです。

今回の海外休暇は、文化の発祥動機と、その変化度合を見比べることが出来ました。
さて、夜に着いた東京都内のホテルですが明日の夕方には北斗市に帰還します。

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