豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

中国対応と与野党攻防…北斗市

2013-05-08 17:52:44 | ファース本部
先月私は、参議院会館で参院環境委員長の川口順子議員と懇談する機会がありました。
川口議員と私は、元通産相の初代環境審議官であり、エコ住宅の全国フランチャイズ本部の代表として全国紙の紙面懇談で環境問題の意見交換を行う企画がありました。それ以来、環境行政における意見交換を行う機会を戴いてきました。

先月、お会いした時はまさに中国訪問準備中でした。
川口氏は、環境審議官から環境大臣、そして外務大臣を歴任した経験があります。
中国の自然環境改善は我国も辿った道であり、相互が為すべきことを実践する事で両国の関係改善に寄与できると話しておりました。

今、川口参院環境委員長は、その中国出張で中国要人との会談が一日遅れとなり、環境委員会が中止となったとして野党が解任決議案を提出したとの報道がなされています。
確かに委員長が委員会を欠席する際は、国会承認が必要とのルールがあるのだそうです。
野党は国会軽視のルール違反だとして糾弾しようとしています。

中国の副首相クラスの要人と25日の会談日程が決まったのが出張最終日の24日であり、川口氏は苦渋の決断で要人会談を選択し、委員会欠席となったようです。
野党が参院選挙を睨み、与党攻撃で解任決議案提出の追求するのであれば、それこそ稚拙な与党攻撃と国民に見えてしまいそう。国民は手続き論でなく政策論を望んでいます。

ルール違反には陳謝させるなどのケジメは必要なのでしょう。
しかし、それによって国会審議が停滞することは誰も望んでいないのではないか。
野党が与党批判を行う場合は「我党ならこのような政策を遂行する」との代替案をしっかりと提出できないものか。

写真は、一昨日に訪れた北京空港の様子です。
北京は郊外の空港でもこのように澱んだ空気に覆われています。
環境ビジネスで日本が中国に技術を売り込む絶好のチャンスでもあり、事情を知っているモノとしては、止む無く形式的な委員会の中止を決めて中国要人会談を優先させた川口順子氏の苦渋の決断が理解できるように思われます。

さて、今日の北斗市は抜けるような晴天が。中国は、青空を欲しければ、もっと賢明な日本対応がありそうなもの。
与野党も、国家間も意地の張り合いは相互損になるのでは。

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