豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

電力料金とエネルギー事情…函館市~北斗市

2014-01-17 17:02:11 | ファース本部
電気蓄熱暖房機は、深夜帯に余った(捨てた)電力で、蓄熱暖房機のレンガを加熱して昼間に放熱する方式です。電気温水器は、断熱された貯湯タンクにお湯を溜めて使用します。この余剰電力の活用で深夜電力の発電効率は高くなり、CO2排出量も削減されました。
これは、誰もが承知の原子力発電によるエネルギー政策がなされていた時です。

当方は昭和60年に暖かい家づくりを行うため、隙間の無い家を創り上げました。カラカラに乾燥して氷点下の空気を入れないことが暖かい家づくりに不可欠だとの結論からです。
オール電化住宅創設会社として関連年表に弊社の名称が記載されております。
先の3・11震災後は、オール電化住宅こそ諸悪の根源だと、マスコミや一般住民から大バッシングが起き、創設企業と記されている弊社や当方にも口汚い批判コメントがありました。

今現在は、原発が停まり、深夜電力を供給するために電力会社が深夜帯にも高額のガスタービンや石油火力発電などで対応しています。現況の貿易収支をみると明らかですが、長年の貿易黒字で溜め込んだ外資を、膨大な貿易赤字で吐き出しています。

私自身も原子力発電の安全神話に完全にはまっていた一人です。福島事故で原子力エネルギーの危うさを痛切に感じており、反省も致しております。
一日も早く原子力に頼らないエネルギー政策を構築すべきです。そのタイミングが課題なのでしょう。原発再稼働阻止、即原発廃止論も心情的に理解し支持もしたい気持ちです。

この都知事選挙に原発問題がテーマになると言うことです。
エネルギー問題は、東京都民だけでありません。国民全員の感情論が飛び交う環境では、良い結論など得られないのでしょう。現況の真相を把握し、代替エネルギーの見通しと原発廃止までの期間、そしてそれに伴う企業負担と国民負担などが問われます。
感情論ではなく、慎重に議論して国民コンセンサスを得る必要があろうかと思われます。

今巷にはイルミネーションが溢れています。ひと頃の省エネ節電気分は何処へやら…
そう云う弊社も玄関周りには、イルミネーションが日暮れから5時間だけ点灯されます。
この消費電力全部で60Wです。(写真)60w×5時間×30÷1,000w×24円=216円
寒い冬、荒んだ時の温かさを、ひと月216円の灯りだけはお許し戴きたい。

さて今日はこれから函館市内で開催の調停協会の新春懇話会に参加します。
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