豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

地域工務店が安定受注するには…東京都内~羽田空港~高松空港~丸亀市

2014-01-24 21:13:30 | ファース本部
私達の住宅産業はまさに消費税増税の掛け込み需要でバブル時期のような繁忙さでした。
「でした」と過去形で言うには理由があり、昨年末の大手ハウスメーカーの受注量は、前年度比で30%の大幅減になっており、量産住宅の時代は過ぎ去った言う事でしょう。

量より質と云えるのですが、ハウスメーカーも質を吟味した家づくりを行っています。
このハウスメーカーと地域工務店との圧倒的な違いは、地域工務店の方が、建主さんの近場に存在する事です。工務店経営者には、定年も転勤も配置転換もありません。

ひたすら地域の中に存在し続けるのです。
この宿命を持ち味にするには、工務店経営者のパーソナリティーが求められます。
地域住民に慕われ、建主様に尊敬されるには、先ず建築する家の性能が担保されています。
つまり温かい、涼しい、光熱費が安価、耐震、耐風など多くのハードを備える必要が必須。
そして工務店経営者や工務店全体での地域貢献がどのように為されているかが問われます。

今日は香川県多度津町で頑張っている私達ファースの仲間の株式会社 山倉建設を訪問しました。
写真は、社長の山倉康平さんと撮りました。山倉さんは、自社が創った、「どろんこ亭」と云うサロンを地域に開放し、色々なコミュニティーづくり貢献しています。

自然とスタッフの笑顔を持続させる仕組みや、特に感心したのは、「日本一施工現場綺麗プロジェクト」を実践している事です。

施工現場には、残材がしっかりと整理され、ゴミが落ちていません。更には、職人さん達の靴が揃えられていることです。ここまで遣るのかと思われるくらい、整理整頓がシステム的に管理されています。
整理整頓が必要な事は、小学生から仕込まれているのですが、多くの工事現場散らかったままのところが多のです。これを指導するには、根気よくその必要性を説いて、指導し、凄く綺麗な施工現場をスタッフと協力業者さん全員で見学して動機付けさせると云う事です。

どんなに市場が小さくなっても、人の暮らしが在る限り住まいの仕事は無くなりません。
現在は、大量生産の時代から、真心の通じる家づくりの時代に移行する過渡期のようです。
山倉建設さんのような工務店こそ生き残って行くのでしょう。
明日はその施工現場を見学後、愛媛県松山市の講演会場に向かいます。

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