今の家づくりにおいては、室温を何度にするかが問われていますが……
快適度数と言われる基準では、暖房気温20℃、相対湿度50%が適切だと言われています。
北海道では室温を24℃くらいに設定している家が多いのですが、断熱性能が担保されているため、大きな暖房費用を掛けずにこの室温をキープしています。
気温20℃~24℃は解り易いのですが、実は湿度も熱の一種なのです。
湿気の持つ熱を潜った熱「潜熱」と言いますが、相対湿度(一般に言われる湿度%)10%あたり約3.7℃の熱が含まれています。
湿度50%では18.5℃と、気温20℃と合わせた38.5℃を「全熱<エンタルピーとも云う>」と言います。
私達はこの全熱の中に身を置いています。
勿論、18.5℃は潜熱ですから直接的な熱として感じませんが、体感温度して感じています。
例えば、室温20℃で湿度を高くしておくと、住む人のカラダから水分が蒸発して体温を奪い難くします。
また、暑い夏に湿度を下げておくとカラダの水分を蒸発させ、気温を下げなくともクオリティーの高い冷房空間をつくることも可能です。
このエンタルピーと称させる小難しい湿気と気温の遣り取りは、エアコンなどのヒートポンプで冷媒ガスが気体から液体になり、また気体になるなどの状態変化によって熱の遣り取りを行っております。
写真は弊社総務課の山玉女史が、執務室の乾き過ぎをさせない気遣いで設置して戴いた加湿器です。
省エネで湿度(エンタルピーも)を上げる優れもの…
日本列島の真冬は、気温が下がるために殆どのエリアで絶対湿度が1.5g程度に下がります。
ちなみに現在の北海道は相対湿度75%、絶対湿度(約1㎏の空気中に含まれる水分量)は1.7gです。
絶対湿度は5gから7gくらいが最適ですがカラカラ状態になっています。
これは沖縄を除く日本列島全エリアの特性であり、家の中から貴重な湿気と云う熱を逃がさないようにする工夫が必要です。
このような七面倒な実験を繰り返りながら今日も調湿メカニズムの研究など行っていました。
連休最終日、外は氷点下7℃、相対湿度75%、絶対湿度1.7g。この執務室は気温23℃、湿度40%、絶対湿度7gと快適です。
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湿気の持つ熱を潜った熱「潜熱」と言いますが、相対湿度(一般に言われる湿度%)10%あたり約3.7℃の熱が含まれています。
湿度50%では18.5℃と、気温20℃と合わせた38.5℃を「全熱<エンタルピーとも云う>」と言います。
私達はこの全熱の中に身を置いています。
勿論、18.5℃は潜熱ですから直接的な熱として感じませんが、体感温度して感じています。
例えば、室温20℃で湿度を高くしておくと、住む人のカラダから水分が蒸発して体温を奪い難くします。
また、暑い夏に湿度を下げておくとカラダの水分を蒸発させ、気温を下げなくともクオリティーの高い冷房空間をつくることも可能です。
このエンタルピーと称させる小難しい湿気と気温の遣り取りは、エアコンなどのヒートポンプで冷媒ガスが気体から液体になり、また気体になるなどの状態変化によって熱の遣り取りを行っております。
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省エネで湿度(エンタルピーも)を上げる優れもの…
日本列島の真冬は、気温が下がるために殆どのエリアで絶対湿度が1.5g程度に下がります。
ちなみに現在の北海道は相対湿度75%、絶対湿度(約1㎏の空気中に含まれる水分量)は1.7gです。
絶対湿度は5gから7gくらいが最適ですがカラカラ状態になっています。
これは沖縄を除く日本列島全エリアの特性であり、家の中から貴重な湿気と云う熱を逃がさないようにする工夫が必要です。
このような七面倒な実験を繰り返りながら今日も調湿メカニズムの研究など行っていました。
連休最終日、外は氷点下7℃、相対湿度75%、絶対湿度1.7g。この執務室は気温23℃、湿度40%、絶対湿度7gと快適です。
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