放置したままでは、50年後に日本の人口が8000万人まで減少するとのデータがあります。
人口密度から言えば8000万人くらいが良いのかも知れません。
ところがその過程が大問題のようです。
少子高齢化となると8000万人定着までには社会構成が歪んでしまうとの懸念もあります。
地産地消との言葉を多くに耳にしますが、その一歩が大手ハウスメーカーの廃止です。
ハウスメーカーは、資材メーカーの工場や諸外国から部材などがロットで地域に入り、地元には手間請けの工賃しか落ちません。
地域工務店が受注をとると、地域の販売代理店、地域の協力業者にお金がまわります。
ヒト、モノ、カネが地域に行き渡る仕組みが出来上がります。
これが大きな動機となり、その地域の山林で生産した木を加工の工場で製品化します。
そのための工場をつくると雇用が生まれます。
農産物、海産物は、その地域に加工工場で二次加工し、販売する仕組みを構築するとヒトが集まります。
若い人は工場で働き、高齢者は子育てをサポートする…
これを行政は、民間が積極的に行う事の出来る仕組みをつくると、田舎が田舎でなくなり、若い世代に希望を。
ヒトが豊かに暮らすには、その方法を実践する仕組みづくりの構築からです。
さて、写真は台風20号の影響で風雨が強くなった函館駅前の「函館の妖精」。
この辺りの豊かさを取り戻すには、知恵と工夫を実践することで出来そうです。

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