建築士は、構造計算やデザイン設計などを得意とする設計担当者が多いと思います。
本来の住宅は、お施主さまの意向を汲んだ設計事務所が第三者的な立場で企画設計を行い、客観的な立場でお施主さまと施工業者をマッチングさせる場合が多くあります。
北欧や欧米などは、ビルダーの設計施工などは殆どないと聴きます。
日本では、昔から大工さんが「手板」と云われる木の板に■を線で繋ぎ、設計しながら三次元の立体的構造が頭の中で構想され、墨付けして具現して来ました。
その段階では、温熱性能などを微塵たりとも構想にありません。
私達は温熱環境の研究開発を行い「健康寿命を延ばす家づくり」を実践しております。
それには、断熱材の素材特性や施工法、温熱計算方法などをしっかりと把握しておくことが必須となります。
特に温熱計算は複雑な単位の計算が伴います。
断熱材の特性を知りながら、その断熱材の断熱力を計算で引き出します。
また蓄熱容量やエアコンの冷暖房メカニズムなども勉強します。
明日は考査試験があるため、全員真剣に受講を行っておりました。
写真は講義の休暇中に撮りました。
今日は、今年最後の「#ファース」検査員新規講習を行っております。
今回は、北から北海道帯広、秋田、山形、岩手、香川、宮崎、沖縄と氷点下20℃の地域や冬のない地域からと全国各地から参加されました。
明日の考査試験は70点以上で合格です。
不合格の場合は補修研修を受講して合格するまで講習を行います。
今回は講義を行っていてもレスポンスが好いので大丈夫そうです。
しかし、温熱計算の講義2時間はけっこう疲労感が伴うモノです。
それでもこれから夜は懇親会に!
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