山岳遭難は、海洋遭難と較べるとマスコミでの報道量が少ないのはどうしてでしょうか。
遭難数が毎年2,000件以上もあり、ニュースソースとしての価値が低いのでしょう。
毎年の山岳遭難では数百人もの死者や行方不明者がおり、深刻な状態にあります。
現状では山岳遭難防止のための行政によるシステム的な手法がないのが実情のようです。
北海道は、「北海道山岳遭難防止対策協議会」が定期的に会合を開いて情報交換を行っております。
しかし具体的で効果的な防止対策を講ずるには至っていないようです。
山菜取りの時期は、その山岳登山の装備を意識しないため、遭難が多く発生するそうです。
これからは冬山登山のシーズンとなり、冬山特有の山岳遭難の確率も高くなります。
山岳遭難事故は、予防をしっかりとしておけば、かなりの確率で防げると云います。
今日は上磯交番所長の村上富一さんが、北欧視察の報告にご来社されました。(写真)
村上富一さんは、警察官ですが、もとは機動隊で山岳遭難救助の任務も行ったそうです。
その経験を活かして以前の勤務地では山岳遭難防止のアドバイザーで活躍しました。
その村上さんのアドバイスで遭難を免れた方々も多く存在し、報道されたこともあります。
写真の村上さんも上磯交番所長任務は、来年3月末で定年終了してしまいます。
山岳遭難防止のアドバイザーは、警察官でもなくとも確立したスキルがあれば可能です。
リタイヤ後は、ご自宅のある札幌市内で過ごしますが、山岳遭難防止のスキルを活かせる、アドバイザーで活躍して頂きたいものです。
山岳遭難は、登山口で遭難防止アドバイザーの適切な指摘で事故を激減できるそうです。
「北海道山岳遭難防止対策協議会」などは、村上富一さんのような経験者のスキルを活用することが出来れば、その存在感を増すと思われます。
さて今日は終日、北海道北斗市本社で「#ファース」関連の研究開発を行っておりました。
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