豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

前橋工科大学との共同研究…北斗市~函館空港~羽田空港~東京都~前橋市~高崎市

2020-01-15 21:32:33 | ファース本部

前橋工科大学の准教授で工学博士の三田村輝章先生は、北海道から九州まで建築している「ファースの家」の各部屋の温度、湿度と家全体を冷暖房するエアコン消費電力を調査研究しております。これを今年の6月末に北海道釧路市で開催するファース全国大会in釧路で公表するために色々と準備しております。

前橋工科大学は工学部が基軸で、色々な建築の調査研究を行っております。
前橋工科大学独自の方法で、様々な住宅の性能調査や工法研究も行っております。
当然ながらファース工法以外の住宅システムの調査研究行っています。

ファース工法の調査研究を行うことになった動機は、健康寿命を延ばすための調査研究で、首都大学東京名誉教授の星旦二先生、法政大学准教授の川久保俊先生が行った「ファースの家」に住むお施主様1,200名へのアンケート調査で、797通の回答があり、そのうちの95%ものお施主様の快適だとするあまりにも高い数値を実証することが目的です。

アンケートは主観的な心情が伴うため、快適を裏付ける実際の住宅の温湿度と冷暖房費の調査を行うことになりました。そのためファース本部は、北海道から九州までの86棟のファースの家に、温湿度とエアコン消費電力の測定を行う計器を取り付けました。
その調査分析の研究を得意とする前橋工科大学の三田村先生にお願いする事となりました。

今日は前橋工科大学の三田村教室を訪問し、大学院生の谷口拓仁さんの「壁体内空気循環工法の考察」、つまり前橋市に山崎建設さんが建築した大村邸のファース工法の家です。
今日は、その卒論の一部をチェックさせて頂きました。

写真は、三田村教室で右手前が卒論著者の谷口拓仁さん、准教授の三田村輝章先生、左手前が検証対象のファースの家のお施主様で、山崎建設の大村圭さんです。
三田村教室の調査では、従来のファース工法の新しい発見が幾つも見つかりました。

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