事件現場などでは、被疑者と思われるヒトに群がる取材記者の姿を報道番組などで目にする事が多くあります。
昨今は、中国武漢市の新型コロナウィルス菌肺炎のニュースが多く報道されています。
このニュースを伝えるにも報道記者は、自らがその場に行って取材してきます。
紛争地帯では、機関銃の銃弾が飛び交う現場から生中継する場面を見ると時があります。
テレビやラジオそして新聞なども記者さんの取材あってこそ、現場の様子をお茶の間で居ながらにして臨場感を目にすることになります。
また報道される記事の総てが、何らかの形で取材され記事校正されて報道されるのです。
今日は、東京から日本経済新聞社のクロスメディア企画部の記者さんである、伏井正樹さんが取材のためご来社いただきました。
今日の取材テーマは、「ファース展開とSDGs」であり、ファース工法誕生のプロセスや実験ハウス、更に実際のファース工法の家を体感視察して取材されておりました。
ファース工法の開発者である私の話を聴くと同時に、現在進行中の実験ブースを視察され、更に新築して2年目のファースの家を実際に体感して頂きました。
この取材でSDGsとどのように繋がるのは解りませんが、取材内容が多岐にわたり、必要事項をピックアップして記事にするのでしょう。
私も大学や大手メーカー、工務店や販売代理店を訪問して色々な取材をする事があります。
記者の伏井さんは、テーマに見合った記事にしての新聞掲載が目的の取材です。
私は、住宅システムを研究開発することが目的です。
それぞれの取材目的は異なっても、その先には必ずヒトが存在いたします。
今日の取材が、記事になるかどうはわかりませんが、取材する側の記者もヒトであり、その取材を受ける側のヒトの在り方も変わるようにも思えます。
写真は取材の後に記者の伏井正樹さんと一緒に写真に納まりました。