家づくりは、地盤の強度を含む敷地環境や、その地域の気候風土、家の方向と住む人のライフスタイルなどと、多くの諸要件を織合わせながら構築いたします。
そこに、住み手側の感性なども加わると、いわゆる哲学的な意味合いもありそうです。
家づくりは、造り手側の自己満足や都合で建てられる場合も少なくありません。
また家づくりは、学識経験者の理屈や理論の延長になっている場合もあります。
私達の住宅システムの研究開発は、住む人達の住み心地を一番にしなければなりません。
現場で起きる事象を丁寧に受け止めながら、住宅性能を確立しております。
家づくりも建築業ですから、必ず利益を上げなければ双方にとって不幸な出来事です。
しかし、家を売って金儲けだけを行なうと、その分何処かに必ず皺寄せが行きます。
対価を求める利潤は、必須ですが行き過ぎた金儲けは誰かを必ず不幸にするのでしょう。
過剰な金儲けを行って幸せになったヒトなど、見た事もありません。
それぞれの人生の価値観は異なります。
私達は、地域工務店と「住む人と幸せを分かち合う家づくり」の道を選択しました。
この経営理念は、私と副社長が大阪で開催していた日創研の理念塾に何回も足を運び、自社の社訓や社員規定などと照らして2年がかりで創り上げました。
これが弊社福地建装ファース本部とファース・グループの経営理念として定着しました。
仲間のFAS工務店経営者、協力業者さんの笑顔の先には、建主さんの笑顔があります。
その笑顔を見たくて家づくりを行っている工務店経営者が殆どなのです。
写真はフクチホームが建築した「#ファースの家」のユーザー様ご一家を撮りました。