豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

魔法の白い砂・ファースシリカ…北斗市

2020-01-20 17:30:26 | ファース本部
お菓子や海苔を乾燥させるための乾燥剤には、シリカゲルが多く使用されています。
安価にするには、石灰なども乾燥剤になりますが、使用後の処理が難しくシリカゲルを使用する割合が多くなっております。

シリカゲルの乾燥剤は、湿気を吸うと乾燥剤が湿気を抱えたままになっています。
私が家の調湿材としてシリカゲルに着目したのは、吸った湿気がそこに在るのであれば、家屋内が乾燥した際、それを放出するように処方することを思いつきました。

シリカゲルメーカーと協議したら電話で簡単に「処方できます」との回答でした。
乾燥剤のシリカゲルの水酸基と云われる多孔質の孔を少し大きめに処方したのです。
何度も実験を繰り返して孔の大きさ(1千万分の1㎜単位)の適正を見極め、出来上がったシリカゲルを専用調湿材のファースシリカとして使用しております。

私達のファース工法は、外皮に外側熱気や雨水を逃す外部通気層があります。
更に断熱材と内壁の隙間をインナー通気層と活用し、天井裏の空気を送風機で強制的に床下に押し込むことで天井裏の気圧を低くした分、床下の気圧を上げます。
行き場を失った床下の空気はインナー通気層を通って天井裏に押し込まれ空気循環します。

この際に家中の空気を床下に敷設した約300㎏のシリカゲルに触れることになります。
これは調湿目的でしたがシリカゲルは、ホルムアルデヒドなどの空気汚染物質(VOC)も吸着する効能を後になって知るようになりました。

後になって知るようになったのは、それだけなく冬季間の乾燥時期でもカラカラ乾燥状態にならず、梅雨時期や真夏の多湿時期でも飽和状態になりません。
一日の温度上下に反応して吸放湿を繰り返し、恒常的に吸放湿が止まることがありません。
「#ファース」の家は、加湿器や乾燥器を使用せず、常に健康的な空気を供給し続けます。

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