家の外壁に使用する材料として昨今は、サイディングを使用されるようになりました。
外壁材の70%がサイディングだと云う事です。
そのサイディングにも色々な種類があり、大きく金属系や窯業系に分けられます。
写真は我家の「#ファースの家」の外壁工事で、防水サイディングに乾式タイルを貼り付けています。
この方式は30年ほど前から使用されるようになりました。
当初のモノは、乾式タイルの下地となるサイディングが、雨水によってタイルを引っかける突起が劣化して、剥げ落ちる事象が相次いだことがあります。
現在は、サイディングを硬質化させ更に、完全防水処理をしています。
昔のサイディング下地のように雨水を吸い込んでしまう事のないように改良されました。
湿式タイルは、モルタル下地にタイルを貼り付け、このタイル工法が一般的でした。
北海道など寒冷地では、下地が完全に固まるまでに氷点下にならない事が要件となります。
施工中だけでなく、固まるまでの期間ですから相当の期間が養生期間となります。
乾湿タイルは、出来上がりが湿式タイルと変わりません。
外壁メンテナンスを必要としないのは、外壁材として最大のメリットだと思われます。
外壁メンテナンスは、全面に仮設足場が必要あり、手摺や安全ネットも義務化されています。
サイディングより、イニシャルコストは高くなりますが、メンテナンス費用と相殺できます。
乾湿と湿式タイルの何方が良いかと問われたら、価値観と感性の相違と答えるかも。
施工中のタイル屋さんに聴いたら、昨今は乾湿タイルの受注が多くなっているそうです。
乾式でも湿式でも住まいは、住み心地(#ファース工法)を一番にしたいですね。
「#ファース工法」「#空気サラサラ」「#ファースの家」「#福地建装」「#フクチホーム」