今朝の北斗市は気温が-3度になりました。
ファース本部本社は、大野平野と云われる函館湾を南に面して、三方を数百メートル級の山々に囲まれています。その周りの山々も白い雪がまだら模様を見せるようになりました。
この数日来は、季初めてエアコン暖房を稼働させたとの報告が多くなされています。
「ファースの家」の開発初期は、深夜電力を用いた蓄熱暖房器が標準でした。
ところが3・11以後は、深夜帯の電力料金が高額になり、エアコン暖房に切り替えました。
「ファースの家」の仕様は、天井裏にエネルギー消費効率の高い壁掛けエアコンを取り付け、その熱を集熱ホッパーで床下に引き込み、床下を温めてから外皮のインナー通気層を上昇させ、全館を外側から輻射熱で温めます。(写真はファース工法天井裏エアコン)
夏場は集熱ホッパーへ送るエアコンレバーを上向きにしてホッパーをスルーさせます。
冷熱が天井裏全体に行き届き、一部が床下に循環して家全体を冷やすようにしています。
つまりは、春と秋の2回だけエアコンの暖房と冷房の切り替えと吹き出しレバーの向き変更を行う必要があります。いずれも居間から操作することができます。
エアコンを天井裏のような高さのない狭い場所に取り付けると、ショートサーキット現象と云って噴き出した熱(冷熱も含む)を直ぐにエアコンが吸い込んでしまいます。
そのショートサーキット防止プレート(特許出願済み)を取り付けます。
ショートサーキット防止プレートは、ベニヤ板か石膏ボードで簡単に置くだけです。
ファース工法は、簡単な装備でエアコンのエネルギー消費効率を最大限に引き出すのです。
今日は函館市内で56坪のファースの家お引き渡し式を行ましたが、天井裏エアコン一台で玄関を入ると何処も全館等しく22度の輻射熱で快適でした。
「#ファース工法」「#空気サラサラ」「#ファースの家」「#福地建装」