輻射熱冷暖房とは…北斗市・ファース本部
この冬時期には、家中の何処の部屋も24度くらいにしておきたいものです。
暖房方法は、エアコン、石油ストーブ、薪ストーブ、ボイラーやヒートポンプでお湯を沸かして循環させた床暖房やパネルヒーターなどがあります。
私が子供の頃の日本家屋は、居間の真ん中に囲炉裏があり、薪を焚き、その周りに家族が集まり、母や姉などがその火炎で煮炊きなどの炊事を行った光景を懐かしく思い浮べます。
家の断熱性能は、全くない時期であり囲炉裏の周りだけが家族団欒、憩いの場でした。
この囲炉裏の薪が燃える炎や暖炉から発する熱が、輻射熱と言うことになります。
部屋の壁の上部に取り付けたエアコンからの温風は、住む人の頭上を撫ぜて上部だけが熱せられ、足元が冷たいままに推移するクオリティーの悪い暖房空間をイメージします。
エアコンは冷房機能も有しているため、部屋の上部に取り付けるのが常識となっています。
冷房時水平に吹き出す冷気は重いため、部屋の上部から均等に降り注ぐことになります。
このように冷房は、相応な快適空間をつくれるのですが、比重の軽い温風暖房は厄介です。
人のカラダを目掛けて吹き出す対流暖房を、快適だと思う人などは少ないことでしょう。
エアコン温風が床、壁、天井を温め、その面体から戻ってくる熱のことを輻射熱と言います。
この輻射熱量の多いほどクオリティーの高い暖房空間と言えます。
春先の木陰では心地良い温熱環境となっていますが、そこにいる人の全身が24℃前後の大気輻射熱に包まれているからです。
自然界は暖気も冷気も自然輻射熱なのです。
寒い冬期間には、居住空間を24℃前後に保持しようと暖気を放出させる事が暖房です。
クオリティーの高い暖房は、家屋内の床、壁、天井の面体と室温が同温になることで、この温熱環境こそ、理想的な100%輻射熱率と言えそうです。
対流暖房では、熱を受けたカラダの一部だけが熱せられます。
人がそれ以外の場所に出ると瞬時に寒さを感じます。
100%に近い輻射熱の暖房空間でカラダを温めると、人のカラダの血液循環が円滑になる温泉効果なのか、氷点下の外気に出ても一気に寒さを感じません。
さて今日の北海道北斗市は、-7度の猛吹雪です。
新宅「#ファースの家」は全館24度の輻射熱暖房空間(写真)ですよ。
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