豊かさを求める 会長日誌

家づくりと言う事業を通じ、多くの人々の人間模様を綴ります。

ヒートポンプ促進事業を…北斗市・本社

2023-10-24 17:11:17 | Weblog
ヒートポンプ促進事業を…北斗市・本社
ファース本部がオール電化住宅を創設したのは、昭和60年ですから38年前になります。
当時のエアコンは、冷房専用で暖房が出来ませんでした。
当時のオール電化住宅の暖房は、深夜電力を活用して耐火レンガを700度まで熱し、その放熱によって暖房を行っておりました。
いわゆる蓄熱暖房機です。

断熱性能の悪い住宅は、熱したレンガが夕方には冷めてしまいます。
電力会社は、高断熱住宅を造っているビルダーに絞って電化住宅を薦めていたようです。
当時は原発がフル稼働で、深夜電力も豊富なので相当に安価な電気で暖房が出来ました。

現在は、寒冷地対応型エアコンの普及で蓄熱暖房機が無用の長物になりつつあります。
それに伴い深夜電力料金も高騰しており、エアコン暖房への切り替え提案をしています。
今日は北海道電力道支店の副長、野澤怜平(りょうへい)さん(私の隣)と、ほくでんサービス函館支店の副長、佐々明仁さん(右側)が、キャンペーンの報せにご来社されました。

電気温水器(給湯)と蓄熱暖房機(暖房)を、エコキュート(給湯)とエアコン(暖房)のヒートポンプに変更するために必要な費用(最大25万円)を支援する提案です。
蓄熱暖房機の稼働には、相当太い電線を引き込まなければなりません。

今のエアコンは、夏の冷房は勿論、真冬の氷点下でも暖房機能を発揮します。
エアコン普及により、深夜電力設備の余剰が少なった事が背景にあります。
福島第一原発事故から原発アレルギーとなり、多くの原発の停止状態もその一因です。

クリーンエネルギー運動の一環で、自治体が補助金を出している場合もあります。
私達建築業者、電力会社に加え、自治体がチームワークで実施すべき促進事業だと思います。

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